Photos & Text by colorsmagyoge.
T-street.
VOLCOM主催の世界戦”TCT Global Champs”参戦のため
日本予選を勝ち抜いた日本代表選手たちと共に
6月中旬に訪れたカリフォルニア。
およそ10日間の日程のうち、最初の2日間はまさかの膝波、
4日間はコンテストと、フリーセッションできる時間が意外と少なかったなか
帰国予定日前日にT-STREETで繰り広げられた
フリーセッションの模様をお届け！
今大会にはJunior代表選手として
セミファイナル進出を果たした鵠沼出身の都筑百斗。
正直、旅を共にしたのはこれが初めてで、
そのサーフィンをじっくり見たのは数年ぶりだったが、
あまりの成長ぶりに驚いた。
いい波をつかむことができればファイナル進出もあり得るほどのスキル。
パワフルかつ切れ味鋭く、攻め攻めなそのサーフィンは
カリフォルニアの波でひときわ光っていた。
Momoto Tsuzuki.
Gromクラスで4位と、今大会ではもっとも活躍を果たした
日本のエース、村田嵐。
TCTの大会中も、
「はんぱじゃない〜 Arashi Murata!!!」
と、コンテストMCを唸らせるほどあらゆるセクションに対応する
巧みなレールワークから生み出されるカーヴィングの数々。
7/2（土）現在はBILLABONGが主催するワールドワイドなグロム・コンテスト
“OCCY GROM”に出場するべくオーストラリアへ滞在中。
14歳にして世界中を駆け回る日本期待の星のひとり。
OCCY GROMでの活躍にも期待したい！！
Arashi Murata.
VOLCOM Japanチームを代表する女の子プロライダー宮坂桃子。
今大会では妹の宮坂莉乙子と共に参戦。
大会では思うように波に乗れず納得のいく結果を残せなかったかも知れないが、
Gromクラスのキッズたちの面倒見もよく、本当に感謝のひとことであります。
Momoko Miyasaka.
TCT Global Champsのラウンド1ではフロントサイドのビッグカーヴで
7.00pt代のハイスコアをマークし、ラウンド2進出を果たした宮坂莉乙子。
サーフィンをちゃんとみたのは今回の旅が初めてだったので
予想をはるかに上回るそのスキルの高さに驚かされた。
Rioko Miyasaka.
VOLCOMチームの若手トップライダーのひとりであり、
今回の旅においても陸でも海でもいろいろな意味でわからせていた佐藤魁。
そのスタイリッシュなサーフィンと裏腹に、
陸でのキャラはかなりお笑い系。
今回の旅では村上舜、稲葉玲王、都筑百斗、脇田泰地、村上蓮で結成される
チーム”若武”に対抗し、松下諒大、村田嵐、島田碧人、Japangooseと共に
チーム”Mobby”を結成した。
今後の活動に注目が集まる！わら
Guy Sato.
Grom代表としてクォーターファイナル進出を果たし、
日本代表チームの士気を上げるのに一役買った島田碧人。
深いボトムターンから繰り出される太いライン取りは
オーソドックスではあるがクオリティーが高く、
今後の成長が非常に楽しみなグロムのひとり。
今回の旅では内股スタイリッシュなサーフィンを見せる佐藤魁に
憧れを抱いたまではよかったが、
あまりのその強烈なキャラになかば戸惑いを感じながらも、
旅の後半戦には何かが吹っ切れたかのように
一緒になって騒ぐ姿が面白かった。
Aoto Shimada.
2014年度はWSL Japanランキング1位となり、
ある意味、日本一であるリージョンチャンプに輝いた経歴を持つ松下諒大。
Matt Wilkinsonを彷彿とさせる決して軸のぶれないターンから繰り出される
クオリティーの高いその技の数々は
さらにパワーがつけば無敵なのではないかと思えるほど。
そして、かなりのフォトジェニック・サーファーでもある。
Ryota Matsushita.
今シーズンはHURLEYキャンプでハワイ、
今回のTCT Global Champsでカリフォルニアと、
2回目の旅を共にした茅ヶ崎のホープのひとり小笠原由織。
いずれにしても日本のトッププロをはじめ、
日本を代表する同年代のライバルたちと一緒に
世界レベルを肌で感じることができる環境に身を置くことができた
貴重な体験となった違いないだろう。
Yuri Ogasawara.
例え相手が誰であろうと決して物怖じすることなく、
試合前で混雑極まりないロウワー・トラッセルズのピークでも
お構いなしで波を掴む強いハートを持つ脇田泰地。
「外国人だろうが日本人だろうが関係ないですね」
ハワイを拠点にノースショア・ボーイズとして育てられ、
言葉すら超越した厳しい環境で育ってきたからこそ初めて言える
脇田泰地のその言葉に納得せざるを得なかった。
パイプラインではチューブを駆け抜け、
ロウワーズにおいてもその存在感を露わにする
まさに小さな波の大会ばかりな日本規格では計り知れない世界基準なサーファー。
Taichi Wakita.
VOLCOMトップライダーとして一時代を築き上げてきた
千葉東エリアが生んだサーフスター田嶋鉄兵。
現在は家族5人と共にハワイを拠点とする良きファミリーマンでありながら、
今回のTCTツアーには日本代表チームのコーチとして参加してくれた。
MCコーチとして若手たちとフリースタイル・ラップバトルを繰り広げるなど
相変わらずの順応性とコミュニケーション力の高さを発揮していた。
そんな田嶋鉄兵がハワイでの最高の思い出作りをお手伝いする
“TTSE（Teppei Tajima Surf Experience）”も要チェック！
Teppei Tajima.
Teppei Tajima & Japangoose.
Momoto Tsuzuki.
最高なメンバーたちとの貴重な旅となった。
本当にこの旅に携わったみなさまへ、ありがとうございました。
全国的に波の小さな状態が続いているなか、
果たして、次にセッションできるのはいつになるのか！？
明日は明日の風が吹く！
一生滑走！！！
