Photos & Text by Chihiro Yoshinaga.

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Joe Azuchi.

 

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辻裕次郎をはじめ、多くのトップサーファーを輩出している

関西エリア屈指のサーフィンの聖地と言って過言ではない四国エリア。

そんな四国エリアのメインビーチである生見にて繰り広げられた

日本期待の若手たちをメインとした熱いセッションの模様を

colorsmag四国支部を担当してくれている

期待の新鋭写心家・吉永智尋によるアーティクルでお届け!!

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優しい太陽が頬をつねる。

ゆっくりと春を迎えようとしているのに

時より感じる肌寒さが春への期待感を揺さぶる。

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今回のFrom459では前日の悪天候が嘘の様に晴れ、

日中は春らしい暖かさを感じれた数日前の生見海岸で行われた

”その一日を最高に楽しむ”【One Joyセッション】の模様を

お届けしたいと思います。

前日から強めの東ウネリがヒットし、

地元サーファーはもちろん週末サーファーの方々にも

大変嬉しいコンディションとなった四国。

この日も生見海岸では朝からムネ~アタマとサイズに恵まれ、

朝からたくさんのサーファーがラインナップし、

それぞれ感じるまま波乗りを楽しんでいた。

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kairi Noro.

 

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minori kawai.

 

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Gen Boy.

 

朝早くから夕方遅くまで。

とにかく努力家で毎回見るたび成長を感じさせてくれる

サウスショアの長男ロイ君。

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Roy Boy.

 

長い手足を大きく使った、リップ、ターン、エア。

スタイリッシュで個人的にかなりお気に入りの

フォトジェニック・サーファー神山キアヌ。

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keanu Boy.

 

この日のPhoto of the Day とも言えるエアを見せてくれたのは、

今後どうなって行くのか予想もつかないほど楽しみな安室丈。

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Joe Boy.

 

一日の中で、ほんの少し許された時間を見つけては

与えられた波を時間の許す限り。

一番楽しいと思える形で訪れる方ひとり一人。

そしてまた自分自身、まさに”one joy”of the day.

ここ生見海岸でsurf shop MOREを経営する一楽弘徳プロ。

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Hiro Ichiraku.

 

どこまでも繋がり行く愛するかけがえのないたったひとつだけの海で

ぐんぐん成長していくボーイズたちの姿を目の前に

あの福島第1原発事故が巻き起ってしまった3/11から4年が経った

この日に改めて思うことは、やはり明るい日本の、そして地球の未来。

東日本大震災、そして津波で

その尊い命を失った方々のご冥福を心よりお祈り申し上げます。

そして、日本の未来を担う子供達がより安心して暮らしていける

健康的な地球の姿を願いつつ、自分たちに与えられた

シーンを盛り上げるという使命を全うするべく、

一瞬一瞬を大切に写心に焼き付け、

想いを込めて精進していきたいと思います。

 

 

 

 

yoge
サーフィン・プレビュー/吉田憲右著・泉書房、古都鎌倉ミステリー旅/吉田憲右著・コスミック出版など数々の書籍を発行し、2000年にTRANSWORLD SURFの外部スタッフとなったのをきっかけにメディア界に参入。 2001年から2009年10月まで月刊SURFING WORLDの編集部兼カメラマンとして勤務。 その経験と共に、第1回NSA東日本サーフィン選手権大会Jrクラス3位、2年連続THE SURFSKATERS総合チャンプなどテストライダーとして培ってきた経歴を活かし、サーフィンを軸としたスケートボード、スノーボード、ミュージック、アート全般をひとつのコーストカルチャーとしてとらえ、心の赴くままにシャッターを押し、発信し続ける。 >>>出版物 >>>プライベート撮影問い合わせ