Photos & English Text by Dave Yamaya / DYP. Japanese Text by colorsmagyoge.

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「ローカルナレッジ」

地元の海にホームブレイクを持つサーファーならば、

そのポイント特有の潮の流れ、吹きやすい風向き、ウネリの向きなどから

未来の波をある程度予測したり、

良い時間帯を見極めたりすることは当たり前のことだ。

今回の【Dave Yamayaの】では、そんなローカルナレッジを持つ

鴨川出身のロコボーイ、北浦一樹によるクイック1セッションの模様をお伝え!!

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Local Knowledge.

I watched the surf for an hour before Kazuki paddled out. The tide was too low and the waves were fat. Everyone out was struggling to catch a good wave. Once Kazuki got into the lineup, the waves started to pulse, doubling up and firing across the inside bank.

ローカルナレッジ

北浦一樹がパドルアウトして来る1時間前から海を見ていた。

潮は若干引き気味で、波はフラットに近く、

良い波を掴むのに苦労を強いられる、そんな状況となっていた。

が、北浦一樹がラインナップすると、波はどんどん来はじめ、

インサイド・バンクはダブルアップしはじめた。

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Kazuki Kitaura.

 

 

No matter where you live, Japan, Hawaii, Australia, Brazil, local knowledge is the key at any surf break. Just knowing how the wind and tide effect the waves will determine how much fun and how many waves you can catch. Of course there is so much more to local knowledge. Being at the right spot at the right time. Getting into a rhythm with the ocean. If you have local knowledge, you have the key to enjoying the most out of your session.
Kazuki Kitaura is one of these surfers. He knows the ocean. And the ocean knows him.

 

日本だろうがハワイだろうが、オーストラリアだろうが、

ブラジルだろうが、どこに住んでいてもローカルナレッジは、

その土地の海で良い波を掴むために重要な鍵を握っている。

風向き、潮の動きから生み出される波を知ることで、

どれだけ自分が楽しく、良い波に乗れるのかが決まると言って過言ではない。

もちろん、場所が変わればそのポイントの数だけローカルナレッジは存在する。

その日そのとき、その場所にいること。

それは、海のリズムに入り込むことなのかも知れない。

ローカルナレッジさえ持ち合わせていれば、

そのポイントでより簡単に良い波を掴むことができる。

北浦一樹もそんなローカルナレッジを持つサーファーのひとり。

彼は海を知り尽くし、そして海は彼のことを知っている。

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Kazuki Kitaura.

 

 

Mahalo!!!

 

yoge
サーフィン・プレビュー/吉田憲右著・泉書房、古都鎌倉ミステリー旅/吉田憲右著・コスミック出版など数々の書籍を発行し、2000年にTRANSWORLD SURFの外部スタッフとなったのをきっかけにメディア界に参入。 2001年から2009年10月まで月刊SURFING WORLDの編集部兼カメラマンとして勤務。 その経験と共に、第1回NSA東日本サーフィン選手権大会Jrクラス3位、2年連続THE SURFSKATERS総合チャンプなどテストライダーとして培ってきた経歴を活かし、サーフィンを軸としたスケートボード、スノーボード、ミュージック、アート全般をひとつのコーストカルチャーとしてとらえ、心の赴くままにシャッターを押し、発信し続ける。 >>>出版物 >>>プライベート撮影問い合わせ