Photos by Ochi”ManiaOchi”Takayuki. Text by colorsmagyoge.

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先日お伝えしたcolorsmag関西支部としてお馴染みの

Mani越智こと越智孝之による

>>【夕陽マニア】秋の日本海セッション with 関本海渡&間屋口峻英

の翌日。

関本海渡、間屋口峻英に加え、

四国から林健太、大阪から金田輝士、千葉からは田中英義が合流。

今回のMOVOEMNTの記事では、

彩り豊かな秋の日本海某エリアの

掘れた波マニアの心をくすぐるチュービーなサンドバーにて繰り広げられた

ホットなセッション by Mania越智をお届け!!

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日本海の某所で関本海渡と間屋口峻英による

【夕陽マニア】なセッションが行なわれた翌日の午前。

後日お伝え予定となっているこの日の朝イチのセッションで

合流を果たした林健太、金田輝士、田中英義と

関本海渡、間屋口峻英の5名は、ファンウェイブを求め、

以前から気になっていたチュービーなサンドバーをチェック。

少し早めのブレイクではあったが、

掘れた波マニアの心をくすぐるのには充分なコンディションに恵まれたことから、

つかの間のファンウェイブ・セッションを開始!!

スリリングなテイクオフをメイクし、そのままチューブの中に突入していくのは

千葉県鴨川から地元大阪に戻り、サーフショップ”Golden Surf“を経営する

日本指折りのビッグウェイバーのひとりとして知られる金田輝士。

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Kiyoshi Kaneda.

 

 

乗り馴れたここのブレイクだけに、切れた波を上手く見つけ出し、

チューブだけでなく、得意のエア系アクションを披露して

ひと際スタイルを出しまくるのは間屋口峻英。

最終的にはセットの波でチューブにつぶされてしまい、

サーフボードは真っ二つに。

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Takahide Mayaguchi.

 

 

そんな間屋口峻英に負けじと波の上から空高く飛翔するのは

2006年と2011年の2回に渡ってグランドチャンプに輝き、

2013年は国内プロ戦で全勝する勢いだった大野”Mar”修聖に

唯一歯止めをかけたプロサーファーである田中英義。

日本人離れしたそのサーフィンは、常に見る者たちを魅了する。

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Hideyoshi Tanaka.

 

 

そんな間屋口や田中に触発され、

パワフルなリップが生み出す発射台セクションを利用して

カラップ・フリップを試みるのは西湘の関本海渡。

カラップ・フリップとは、

スティールフィッシュとスロブを組み合わせたダブルグラブで

フロントサイドのアーリーウープ回転をよりアクロバティックにアレンジした

非常に難易度の高いテクニックで、

オーストラリア出身の現役WCTサーファーJosh Kerrによって生み出されたもの。

ゆえにカラップ・フリップのそのテクニック名には、

“Kerrupt Flip”とKerrの名前が反映されている。

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Kaito Sekimoto.

 

 

そんな熱いセッションにおいても、

ひと際光るさすがの動きを見せたのは、

四国の河口の波で育まれた卓越したチューブ・スキルを持つ林健太。

例え抜けられなくても、1秒でも多くチューブのなかにステイし続ける

ソウルフルなライディングを連発!!

冴え渡るアクションと言い、

いつ見てもそのサーフセンスの高さには脱帽させられる。

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Kenta Hayashi.

 

 

さらに続いていくcolorsmag関西支部Mania越智による

マニアな秋の日本海セッションを乞うご期待ください!!

 

 

 

 

yoge
サーフィン・プレビュー/吉田憲右著・泉書房、古都鎌倉ミステリー旅/吉田憲右著・コスミック出版など数々の書籍を発行し、2000年にTRANSWORLD SURFの外部スタッフとなったのをきっかけにメディア界に参入。 2001年から2009年10月まで月刊SURFING WORLDの編集部兼カメラマンとして勤務。 その経験と共に、第1回NSA東日本サーフィン選手権大会Jrクラス3位、2年連続THE SURFSKATERS総合チャンプなどテストライダーとして培ってきた経歴を活かし、サーフィンを軸としたスケートボード、スノーボード、ミュージック、アート全般をひとつのコーストカルチャーとしてとらえ、心の赴くままにシャッターを押し、発信し続ける。 >>>出版物 >>>プライベート撮影問い合わせ