Photos & Text by colorsmagyoge.

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湘南の某クラシカルブレイクでの

脇田親子との貴重な夕焼けセッションを終えた9/28(日)の夜、

台風17号の波をさらに求めて佐藤和也、松岡慧斗と共に車を走らせ北上。

日の出前に目的地に到着すると、予想通りの台風波に迎えられた。

見ている感じダブルオーバーは余裕でありそうな感じだったが、

すでに海に入っていたハードコアなローカルサーファーが波に乗る姿を見ると、

セットは6ftはありそうに見えた。

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Shindy san.

 

 

セットが連続して入って来ると少しハードそうだが、

良い波を掴めればエクセレントというコンディションを目の前に

いてもたってもいられなくなったクルーたちは、

徹夜ドライブの疲れもおかまい無しで早速セッションを開始!!

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Keito”K80″Matsuoka.

 

 

このエリア出身の越後将平プロと同級生であり、

アマチュア時代からコンテストで活躍してきた

このエリアを代表するトップサーファーのひとり、高橋ユウジは

このコンディションに対してRock Dance surfboardsのシングルフィンで挑戦!

コントロールの難しいシングルフィンでもエキサイティングな滑りを見せた。

そんな高橋ユウジのサーフショップ”glassy(メンツル)“、要チェックであります!!

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Yuji Takahashi.

 

 

葉山の小磯を会場に、いよいよ開催期間に突入した

“洋之介メモリアルカップ葉山”のインビテーション選手のひとりである佐藤和也。

波が大きくなることがわかっていた今回のセッションでは、

洋之介メモリアルカップ葉山用に自らシェイプしたセミガンを引っ張り出し、

特大セットのみに狙いを定めてその乗り味を確かめていた。

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Kazuya Sato.

 

 

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Unknown surfer.

 

 

サイズはあるが少しマッシーな特大セット。

その特大セットの巨大スープをドルフィンで耐えぬき、

そのポジションで待てた者のみが掴むことができるインサイド・ナゲッツに狙いを定め、

見事なチューブをメイクしてきた松岡慧斗。

日本屈指のビッグウェイブ・スキルを持つ松岡ならではの攻め込みをみせ、

この日もローカルたちに「松岡劇場」と言わしめてみせた。

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Keito”K80″Matsuoka.

 

 

ゆるいオンショアも吹きはじめ、

セッションも終盤に差し掛かってきたところで

サーフショップ“JAPSS”のプロサーファー熊谷素子さんの息子であり、

やはりこのエリアを代表するトップサーファーである熊谷航もショーアップ。

1本目からセットを掴んでビッグドロップを披露し、

大きな身体を活かした迫力あるライディングを連発してくれた。

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Wataru Kumagai.

 

 

越後将平プロの弟にあたり、先日SUPのウェイブで裏全日本チャンプになった越後耕平と

その実父であり、このエリアのレジェンドサーファーである越後一雄氏が営む

BARE FOOT SURFで午後のセッションに備えて少し休憩させて頂くことに。

果たして、夕方の波はいかに!?

が、このとき、夕方には想像を遥かに超える感動のセッションが

待ち受けていることを、クルーたちは知る由もなかった。

一生滑走!!!

 

 

yoge
サーフィン・プレビュー/吉田憲右著・泉書房、古都鎌倉ミステリー旅/吉田憲右著・コスミック出版など数々の書籍を発行し、2000年にTRANSWORLD SURFの外部スタッフとなったのをきっかけにメディア界に参入。 2001年から2009年10月まで月刊SURFING WORLDの編集部兼カメラマンとして勤務。 その経験と共に、第1回NSA東日本サーフィン選手権大会Jrクラス3位、2年連続THE SURFSKATERS総合チャンプなどテストライダーとして培ってきた経歴を活かし、サーフィンを軸としたスケートボード、スノーボード、ミュージック、アート全般をひとつのコーストカルチャーとしてとらえ、心の赴くままにシャッターを押し、発信し続ける。 >>>出版物 >>>プライベート撮影問い合わせ