Movie & Text by colorsmagyoge. Photos by yasushi photos.

 

5/20(日)。

オンショアによって頭前後までサイズアップを果たした志田下を会場に、QS6000”ICHINOMIYA CHIBA OPEN”の出場権を懸けたジャパントライアル・ラウンドが行われた。

注目のファイナルは河谷佐助、佐藤魁、安井拓海、田嶋鉄兵という4名による対決。

会場の真ん中のピークで波を待つ河谷佐助と佐藤魁、波を探して左へ右へ動きまくる安井拓海に対し、本イベントに参戦するべくハワイより凱旋帰国を果たした田嶋鉄兵は、親友でありライバルでもある田中樹のコーチの元、潮回りによるコンディションの変化を見極めて会場左側のグーフィー狙いの作戦に。

 

それが功を奏し、得意のバックサイド・リップで次々とスコアを重ね、ヒート中盤には1位のポジションへ躍り出る!

2位に河谷佐助、3位に佐藤魁、4位に安井拓海という状況の中、ヒート終盤に入ると佐藤魁がグーフィーのセットを掴み、逆転2位になったかと思いきや、残り1分のところで右奥からのレギュラーの波を掴んだ安井拓海が、ソリッドなリップを連発!


Guy Sato.


Sasuke Kawatani.


Takumi Yasui.

 

これがグッドスコアとなり、最後の最後で大逆転2位にジャンプアップを果たすという、まさにファイナルにふさわしいエキサイティングな展開となった!

 

久しぶりのホームで、久しぶりのコンテストで優勝を遂げた田嶋鉄兵は、自身のインスタグラムを通してその喜びをコメント。

心機一転ムラサキスポーツのライダーとなった矢先に、かなりいい仕事をこなしてみせたスーパーサーフスター田嶋鉄兵を再確認せざるを得ない価値ある一勝となった!!

おめでとう!!

 

今回のジャパントライアル優勝の田嶋鉄兵はQS6000″ICHINOMIYA CHIBA OPEN”のラウンド2のヒート1に組み込まれ、元CTサーファーのMiguel Pupo(BRA)と対戦予定。

 

さらに2位となって出場権を得た安井拓海はラウンド1のヒート1で元CTサーファーのMitch Crews(AUS)、Jared Hickel(AUS)、Lliam Mortensen(AUS)と対戦。

 

いよいよ5/21(月)からスタートとなるQS6000″ICHINOMIYA CHIBA OPEN 2018″!!

LIVEの方もお見逃しなく!!

 

>>QS6000″ICHINOMIYA CHIBA OPEN 2018″

 

 

 

yoge
サーフィン・プレビュー/吉田憲右著・泉書房、古都鎌倉ミステリー旅/吉田憲右著・コスミック出版など数々の書籍を発行し、2000年にTRANSWORLD SURFの外部スタッフとなったのをきっかけにメディア界に参入。 2001年から2009年10月まで月刊SURFING WORLDの編集部兼カメラマンとして勤務。 その経験と共に、第1回NSA東日本サーフィン選手権大会Jrクラス3位、2年連続THE SURFSKATERS総合チャンプなどテストライダーとして培ってきた経歴を活かし、サーフィンを軸としたスケートボード、スノーボード、ミュージック、アート全般をひとつのコーストカルチャーとしてとらえ、心の赴くままにシャッターを押し、発信し続ける。 >>>出版物 >>>プライベート撮影問い合わせ