毎年12月に行われるCT最終戦PIPE MASTERを、毎年VOLCOM PIPE PROが行われる1月後半から2月前半の時期と入れ替えて、2019年よりCT開幕戦とするという大幅なスケジュール変更を予定していたWSLと、許可申請の期日を守らなかったことを理由にWSLの要請を受け入れない姿勢を保っていたホノルル市長との交渉は、しばらく進展のない硬直状態が続いていたが、最終的にWSLはホノルル市長より開催許可を得ることができないという残念な結果となってしまったことが、WSLオフィシャルサイトにて正式に発表された。

これで2019年シーズンは、50年弱という長い歴史を持つパイプマスターズがCTツアーから消滅することとなるのか、と思いきや、WSLの記事によれば、ホノルル市長は記者会見の際に「サーフィンが根付くハワイにおいてサーファーたちをサポートしていくためにも、許可申請のルールを根本から見直す必要がある」とコメント。

現時点では日程変更の許可申請を下すことはできないが、今後はルール改正によりそれも可能となるとも受け止められる今回の展開を受け、WSLのCEOであるSophie Goldsshmidtは、「2019年にパイプマスターズを開催できない可能性があることは非常に残念です。ホノルル市長はルールの変更を検討しているので、変更された際にはこれからのハワイでのイベントについて協議したいと思ってます」とコメント。

2018年シーズンはすでに下記のコンテストがハワイでの開催を予定。

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WSL PRELIMINARILY PERMITTED EVENTS FOR HAWAII 2018/2019

HIC PRO – Sunset Beach – Oct. 27 – Nov. 9, 2018

HAWAIIAN PRO – Haleiwa – Nov. 12-24, 2018

VANS WORLD CUP OF SURFING – Sunset – Nov. 25 – Dec. 6, 2018

BILLABONG PIPE MASTERS – Ehukai – Dec. 8-20, 2018

SUNSET OPEN – Sunset Beach – Jan. 18-28, 2019

VOLCOM PIPE PRO – Ehukai – Jan 29 – Feb. 10, 2019

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果たして、2019年シーズンのCTからPIPE MASTERSが消えてしまうのか!?

その動向から目が離せない!

 

 

 

 

yoge
サーフィン・プレビュー/吉田憲右著・泉書房、古都鎌倉ミステリー旅/吉田憲右著・コスミック出版など数々の書籍を発行し、2000年にTRANSWORLD SURFの外部スタッフとなったのをきっかけにメディア界に参入。 2001年から2009年10月まで月刊SURFING WORLDの編集部兼カメラマンとして勤務。 その経験と共に、第1回NSA東日本サーフィン選手権大会Jrクラス3位、2年連続THE SURFSKATERS総合チャンプなどテストライダーとして培ってきた経歴を活かし、サーフィンを軸としたスケートボード、スノーボード、ミュージック、アート全般をひとつのコーストカルチャーとしてとらえ、心の赴くままにシャッターを押し、発信し続ける。 >>>出版物 >>>プライベート撮影問い合わせ