Kaito Kino. Photos & Text by colorsmagyoge.

 

日本時間の1/19(金)、現地時間の1/18(木)。

オーバーヘッドからダブル前後のオフショアに恵まれたハワイのサンセットビーチを舞台にQS1000”SUNSET OPEN”のDAY1が行われた。

ラウンド2の全ヒートを消化したこの日、注目の日本人選手の活躍はDA HUI Backdoor Shootoutでは日本代表選手として活躍した堀口真平と大野Mar修聖の2名に加え、ハワイ育ちの喜納海人がラウンド2へ進出!


安定感のある滑りで見事ラウンド2に駒を進めた堀口真平だったが、ラウンド2ではKalani DavidとSunny Garciaといったハワイアンの強者2名に粉砕される形となった。Shinpei Horiguchi.


ラウンド1のヒート1で堀口真平と同じヒートに組み込まれ、1本目に6点後半のグッドスコアをマークして逆転に必要なスコアは1点前半だったが、あと1本バックアップをまとめきれず、悔しくもここで敗退となった松永大輝。次回の活躍に期待したい!Daiki Matsunaga.

 

しかし迎えたラウンド2では堀口真平、大野Mar修聖と共にシードで登場した脇田泰地がここで敗退。


ラウンド2ではショルダーの続く波を最後までつかむことができず、スコアを伸ばすことができなかった大野Mar修聖。Mar Ohno.


1本目からテンポよくいい波を掴み、ヒートの流れをつかんだことで大野Mar修聖を抑えてラウンド3へと駒を進めた太田拓杜。日本一のビーチブレイク仙台新港で育まれた大きなラインをサンセットの波に刻んだ。Takuto Ohta.


時間帯によって刻々と変化する波、うねりの向きによって変化するピークの位置、知らぬ間に流されている強いカレント。まるで海が生き物のように大きく動いているサンセットにリズムを合わせることができず、惜しくもラウンド2敗退となった脇田泰地。Taichi Wakita.

 

その一方で、脇田泰地と同じヒートを勝ち上がった喜納海人と、大野Mar修聖と同じヒートでありながら先手必勝の作戦が功を奏した太田拓杜の2名が見事ラウンド3進出を果たした!

おめでとう!


2017年年末にサンセットで行われたトリプルクラウンQS10000″Vans Warld Cup”ではインサイドボウルのチューブでエクセレントスコアを叩き出した喜納海人。今大会においてもそのパワーサーフィンがサンセットの波にフィットしているように見える。さらなる活躍に期待!Kaito Kino.

 

現在のところ今大会においてはライブ中継もなく、ライブスコアもない上、ヒート表も更新されていないのでどのヒートに組み込まれるのか明確にここに記すことはできないが、世界一トリッキーな波として知られるサンセットを舞台に、太田拓杜と喜納海人のさらなる快進撃に期待したい!

Go Japan!!

 

 

 

 

yoge
サーフィン・プレビュー/吉田憲右著・泉書房、古都鎌倉ミステリー旅/吉田憲右著・コスミック出版など数々の書籍を発行し、2000年にTRANSWORLD SURFの外部スタッフとなったのをきっかけにメディア界に参入。 2001年から2009年10月まで月刊SURFING WORLDの編集部兼カメラマンとして勤務。 その経験と共に、第1回NSA東日本サーフィン選手権大会Jrクラス3位、2年連続THE SURFSKATERS総合チャンプなどテストライダーとして培ってきた経歴を活かし、サーフィンを軸としたスケートボード、スノーボード、ミュージック、アート全般をひとつのコーストカルチャーとしてとらえ、心の赴くままにシャッターを押し、発信し続ける。 >>>出版物 >>>プライベート撮影問い合わせ