Movie by KSWP. Text by colorsmagyoge.

KSWP_MONTAGE_MASTER from Kelly Slater Wave Company on Vimeo.

 

2015年度末、WSLのすべてのスケジュールが終わり、

Adriano de Souzaがワールドタイトルを獲得したその直後に

謎のベールに包まれていたその全貌を明らかとした

Kelly Slaterが開発に携わったウェイブプール”Kelly Slater Wave Pool”!

第一弾となるその動画が発信された時は世界中の話題をさらい、

お騒ぎとなったことは記憶に新しいが、

なんと今回、そんな”Kelly Slater Wave Pool”の波をKellyを含め

カノア五十嵐、Nat Young、そしてハワイが生んだワールドチャンプ

Carissa Mooreといった豪華メンバーがテストライドを決行!

その模様を収録した最新クリップが

Kelly Slater Wave Companyからドロップされた!

この記事の最上部に掲載させて頂いた動画を見ればわかるように、

その波のクオリティーは相変わらず素晴らしく、

まさにサーファーの夢を形にしたような波である。

そんな波をカノア五十嵐がライドした模様はこちら。

KSWP_KANOA_MASTER from Kelly Slater Wave Company on Vimeo.

 

さらに、”人生で一番長いチューブに入った”

とのコメントを残したNat Youngによるライディングを収録した動画はこちら。

KSWP_NAT_MASTER from Kelly Slater Wave Company on Vimeo.

 

そして、Carissa Mooreに関してはパワフルなカーヴィングをねじ込みつつ、

見事なロングチューブをメイクしております。

KSWP_CARISSA_MASTER from Kelly Slater Wave Company on Vimeo.

 

世界的なウェイブプール・ブームを迎えていると言って過言ではない現代。

Wave Gardenなのか、はたまたKelly Slaterの”Kelly Slater Wave Pool”なのか、

それとも他のウェイブプールなのか!?

その確かな答えはいまのところ憶測の域を脱し得ないが、

オーストラリアではこの数年間のうちにメルボルンとシドニーの

2箇所にWave Gardenが建設される予定となっており、

2020年の東京オリンピックの公式種目にサーフィンが選ばれた際には、

その会場の候補地のひとつとして

ウェイブプールが挙げられている日本においても

この数年のうちにウェイブプールが

いくつか建設される可能性はかなり高いと考えられる。

もし作るならば、Wave GardenもしくはこのKelly Slater Wave Poolがいい!

と思ってしまうのは、

この波質の高さを見ればきっとcolorsmagだけではないだろう。

実際にこのKellyの開発したウェイブプールの波に乗ったら、

どんな感覚を得ることができるのか!?

これだけ規則正しく、

なおかつ長い時間に渡って巻き続けるチューブ波だったら

死ぬ前に一度は乗ってその乗り味を味わってみたい!!

しかしながら、オリンピックの会場がウェイブプールとなってしまうのは

少し悲しいなと思うのも事実である。

 

 

 

 

 

 

 

yoge
サーフィン・プレビュー/吉田憲右著・泉書房、古都鎌倉ミステリー旅/吉田憲右著・コスミック出版など数々の書籍を発行し、2000年にTRANSWORLD SURFの外部スタッフとなったのをきっかけにメディア界に参入。 2001年から2009年10月まで月刊SURFING WORLDの編集部兼カメラマンとして勤務。 その経験と共に、第1回NSA東日本サーフィン選手権大会Jrクラス3位、2年連続THE SURFSKATERS総合チャンプなどテストライダーとして培ってきた経歴を活かし、サーフィンを軸としたスケートボード、スノーボード、ミュージック、アート全般をひとつのコーストカルチャーとしてとらえ、心の赴くままにシャッターを押し、発信し続ける。 >>>出版物 >>>プライベート撮影問い合わせ