Photos & Text by colorsmagyoge.

BlowTail by Shige Shito. with LBS surfboard.

ファンな1セッションを堪能した一行は

このエリアでも有名なスケートランプ付き大型サーフショップ

“JACK”を訪問。

広い店内はまるでカリフォルニアの大型サーフショップを

彷彿とさせる趣きがあり、

日本でも歴史の深いサーフショップを

今回こうして初めて肌で感じてみたことで、

改めてその良さを痛感することができました。

サーフボードもアル・メリックはもちろん、

最近一部のマニアの間でブームとなっているアライアをはじめ、

アート性の高いもの、シングルフィン、ツインフィン、

クアッドからシモンズ系のボード、

さらに先を行く謎の左右費対称変態ボードに至るまで

まさにサーフィンを熟知したサーファーがオーガナイズする

ひと味違ったサーフ・セレクトショップ的要素を

JACKは持っているような気がしました。

上の写真はJACKに置いてある変態系サーフボードの中でも

一番驚いた変態ボードであります。

テールの青い部分はボディーボードの素材でできており、

裏側にカーボンを貼ることによって強度を保ちつつ、

テールのフレックスを最大限に引き出すことを

ひたすら試みているタイプのサーフボードみたいです。

ターン時のドライブ感を倍増させたいという

シェイパー及び乗り手の願望が形となった作品であります。

さらにじっくりと店内を巡回してみると、

JACKオリジナルコーナーにこのような逸品が!!

なんとこちら

あのSTUSSY直筆のJACKのロゴ及びデザインであります!!

これは驚くべきことであります!!

さらにこちらは、

かの有名な日本人アーティスト

“KEN THE FLAT TOP”さんによるJACKオリジナルロゴ!!

すごいッ!!!

さらにこれだけにとどまらず、

駐車場の角の方へと足を向けてみると、

なんと敷地内にスケートパークが!!

小さなランプからバーティカル、

コーナー一カ所にボックスがいくつか置いてあるという

素晴らしい施設となっております。

こういう環境があるからこそ、

静岡エリアはサーファーとスケーターが

自然とコミュニケーションをとることができ、

必然的にヨコノリがクロスオーバーしていくんですね。

これは全国各地が取り入れても良いカルチャーなのではないか、

いや、むしろ全国各地に取り入れてもらいたいカルチャーだと

強く感じたのでありました。

そんなこんなで時間が経ってしまい、

スケートセッションに誘ってくれていた

若手トッププロスノーボーダー増田塁輝の待つ

シークレットスケートランプにたどり着いたのは

夕方のことだった。

Ruiki Masuda.

Loco Surfer Skater Maetchi.

 

Naoko Okano.

プロサーファー岡野尚子ちゃんもセッションに参加!

エクステンションのプールコーピングをゴリゴリとこすっておりました。

さすがです!!

要チェック!!!

FISH FRYを見に来たつもりが、

想像以上に熱いロコたちとの出会いに恵まれた気がする

今回の静岡トリップ。

本当にみなさまありがとうございました!

今後ともよろしくお願い致します。

Yasu with 610 shape / BARNEYS

 

yoge
サーフィン・プレビュー/吉田憲右著・泉書房、古都鎌倉ミステリー旅/吉田憲右著・コスミック出版など数々の書籍を発行し、2000年にTRANSWORLD SURFの外部スタッフとなったのをきっかけにメディア界に参入。 2001年から2009年10月まで月刊SURFING WORLDの編集部兼カメラマンとして勤務。 その経験と共に、第1回NSA東日本サーフィン選手権大会Jrクラス3位、2年連続THE SURFSKATERS総合チャンプなどテストライダーとして培ってきた経歴を活かし、サーフィンを軸としたスケートボード、スノーボード、ミュージック、アート全般をひとつのコーストカルチャーとしてとらえ、心の赴くままにシャッターを押し、発信し続ける。 >>>出版物 >>>プライベート撮影問い合わせ