Photos & Text by colorsmagyoge.


f/s BlowTail by JET.

現代サーフィンの世界レベルでは

エアリバースが当たり前のスタンダード・テクニックとなってきたうえ、

そのエアリバースもさらに進化を遂げ

最近ではDane RaynoldsやJohn John Florenceはもちろん

Matt MeolaやAlbee Layerなどのムービースターたちがみせる

空中で360°回り切ってからランディングする

フルローテーション・エアリバースまでもが登場するという

恐ろしい世の中になって来た。

テクニックやコンペシーンにおいて

日本は世界に3年以上遅れていると

よく巷ではいわれているが、

もしその説が正しいとするのならば、

きっと日本人のなかからフルローテーション・エアリバースを

メイクできるサーファーが出てくるのは

この先2、3年後のことになるのではないだろうか。

なんてことを考えていたが、

そんな固定観念を僅かに粉砕してくれる1発のエアを

colorsmag的トップエアリストJETによって見せつけられたのは、

ゴールデンウィークの天気のいい昼下がりのことであった。

しかもそのエアは最近流行のグラブ、Slob Airのスタイルではなく

スケートボードでいうバックサイド・グラブという

これまでにはなかった新しいスタイルでのエアだったことを

後で写真をじっくりと見てから知り、

さらにど肝を抜かれた。

 


f/s Backside Grab Full Rotation AirReverse by JET. 

完全メイクとまでは行かなかったが、

しっかりと両足がボードの上にある状態でランディングしている

このJETのシークエンス。

あともう少しだけ岸側に向って飛翔していれば

メイクできたかも知れない、

と自分が思わされるには充分なものであった。

colorsmagが始まって以来、

メイクしていないシークエンスを題材に記事を作ったことは

一度もなかったが、今回はまた特別なものとして

こういった形で紹介させて頂きました。

「次こそはJETのf/sフルローテーション・エアリバースをシークエンスで残したい」

そう真剣に思わされたことはもちろん、

なぜかとてもワクワクさせられた1発だった。

 

yoge
サーフィン・プレビュー/吉田憲右著・泉書房、古都鎌倉ミステリー旅/吉田憲右著・コスミック出版など数々の書籍を発行し、2000年にTRANSWORLD SURFの外部スタッフとなったのをきっかけにメディア界に参入。 2001年から2009年10月まで月刊SURFING WORLDの編集部兼カメラマンとして勤務。 その経験と共に、第1回NSA東日本サーフィン選手権大会Jrクラス3位、2年連続THE SURFSKATERS総合チャンプなどテストライダーとして培ってきた経歴を活かし、サーフィンを軸としたスケートボード、スノーボード、ミュージック、アート全般をひとつのコーストカルチャーとしてとらえ、心の赴くままにシャッターを押し、発信し続ける。 >>>出版物 >>>プライベート撮影問い合わせ