text by Riki Kakaii

movie from Red Bull Japan  photos ©Kenyu Takahashi Red Bull Content Pool

 

新井洋人。

単身12歳でオーストラリアに渡りサーフィン修行に励んでいる新井選手は、2006年のNSA Junior Surfing ChampionshipU-16クラスで 優勝して以降、世界で戦う日本人サーファーの中でも際立った活躍を見せている。

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今回は新井選手をサポートしているRed Bullより彼のショートムービーが届いたので紹介させていただく。

Red Bullと言えば現世界チャンピオンであるMick Fanningや、洗練されたスタイルで他界してからもサーファーたちを魅了しつづける3x World champion Andy Ironsをサポートしていたエナジードリンクの先がけ企業である。

サーフィン以外にも スノーボードのソチオリンピック代表角野友基選手、2010年から現在まで世界一に輝き続けているF1チーム、ゴルフの藤本麻子選手をはじめありとあらゆる部門で極限を追い求めるアスリートたちをサポートしており、新井選手もそんなアスリートの一員として世界を舞台に挑戦を続けている。

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今回のムービーでは新井選手のオーストラリアに渡ってからの生活や、彼自身のサーフィン観などが飾らぬ言葉で本人の口から語られている。若干12歳でオーストラリアに渡った若武者がどうやってサーフィンの本場で生き抜いているのか。知られざる環境やWTを目指す彼のトレーニング、目標などが短時間で知ることが出来るので是非ご覧いただきたい。

※動画はRed Bull Japanのサイト(http://www.redbull.com)からも視聴可能

 

おわりに、新井選手にインタビューをすることが出来たので以下にご紹介させていただく。

■今回のMovieについて

今回の撮影はオーストラリアのいつも行ってるレノックスに来て貰ってそこでの日常を撮ってもらいました。

僕は撮影の1ヶ月ほど前からレノックスに来てたので、サーフィン、トレーニング、友達とのやり取り、生活すべてが本当に馴染んでると言うか、自然体の姿が撮れてると思います。

 

■撮影の時に感じたことは?

動画の最後に「サーフィンとは?」って質問された時はおおーというか、きたか!って感じでしたね。

まだなんて言っていいかはっきり分からないですが。笑

サーフィン以外にもふざけてるシーンとかがあるので、ああいうのを撮られてるのはめずらしいかもです。

 

■撮影をおえて

動画では色々インタビューとかしてますが自分の声ってやっぱり聞きなれないのかあまり好きじゃないんです。見てると少し恥ずかしいんですが、言ってることはすべて今、自分が考えてることです。なのでへーそうなんだーくらいの感じで聞いてもらえればと思います。笑

 

■今シーズンの目標と直近の予定

今シーズンはWQSのスターをまわってプライムにでるためのポイントを稼いでいきます。

次戦はまたメキシコのアカプルコで4スター、日本の試合は湘南の3スターに出る予定です。

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日の丸を背負う若きサムライのこれからの活躍に期待したい。

 

>>>Red Bull Japan

 

yoge
サーフィン・プレビュー/吉田憲右著・泉書房、古都鎌倉ミステリー旅/吉田憲右著・コスミック出版など数々の書籍を発行し、2000年にTRANSWORLD SURFの外部スタッフとなったのをきっかけにメディア界に参入。 2001年から2009年10月まで月刊SURFING WORLDの編集部兼カメラマンとして勤務。 その経験と共に、第1回NSA東日本サーフィン選手権大会Jrクラス3位、2年連続THE SURFSKATERS総合チャンプなどテストライダーとして培ってきた経歴を活かし、サーフィンを軸としたスケートボード、スノーボード、ミュージック、アート全般をひとつのコーストカルチャーとしてとらえ、心の赴くままにシャッターを押し、発信し続ける。 >>>出版物 >>>プライベート撮影問い合わせ