Photos & Text by colorsmagyoge.

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Big Pipeline.

 

 

ハワイ時間の12/21(土)は

10ftオーバーの巨大なウエストスウェルを受け、

サードリーフ、セカンドリーフから15ft近いセットが

押し寄せるビッグ・パイプ・デイの2日目となった。

この日のお昼の飛行機で帰国予定だった辻裕次郎に

早朝薄暗いうちに叩き起こされ、

ゲリラ的に1時間弱ほどフォト・セッションを決行。

意外と人の少ないチャンスタイムとなったこの時間帯に、

ファーストピークにヒットした8ft前後のセットを掴んだ辻が

眠気覚ましの見事なスタンディングバレルを披露してくれた!

その模様は

本日のシークエンスコーナーにアップされているので

ぜひチェックしてみて下さい!!

>>f/s Standing Barrel @ PIPELINE by 辻裕次郎

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Yujiro Tsuji.

 

 

8時前には一度HURLEY JAPANハウスに帰宅し、

大橋海人、河村海沙、大原洋人といった

HURLEY JAPANチームと共に再びパイプへ。

波は早朝よりもサイズアップしており、

セットの数も人の数もかなり増していた。

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Kaisa Kawamura.

 

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Kaito Ohashi.

 

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Gavin Beschen.

 

 

ハワイ入りして1週間足らずであるにも関わらず、

もうすでにハワイの波に慣れてきた感漂う

安定感あるライディングをみせた深川達哉。

この日の午前のセッションでは

パイプでバックサイドバレルもメイクしてみせた!!

一方の稲葉玲王はこの日の午前中のセッションでは

あまり良い波を掴めず、海から上がってきて

「いや〜、難しいですねパイプ。苦手です」

と軽くボヤいていたが、

実はこの日の午後のセッションでは

スピッツアウトするほど見事な

パイプでのチューブをメイクしてみせたのだった。

その模様は次回の記事でお伝えしたいと思います!

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Above : Tatsuya Fukagawa. Below : Reo Inaba.

 

 

今回のcolorsmagのハワイ取材中には

ほぼ毎日のように顔を合わせ、

常にセッションを共にしていた仲村拓久未は、

この日もバックドアでバレルをゲット!!

パイプに関しても、

バックサイドだからと言って食わず嫌いすることなく、

何度も何度もトライ&エラーを繰り返し、

目で見てわかるほどのスピードで

スキルを上げていたのが印象的だった。

飲み込みや吸収するのが人一倍速いだけあり、

今後が非常に楽しみなゴールデンエイジのひとりだ。

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Takumi Nakamura.

 

 

仲村拓久未、稲葉玲王、大原洋人、

村上舜、佐藤魁といった

ゴールデンエイジのひとつ下の年齢となる安井拓海と、

THE SURFSKATERSでは

最年少チャンプの記録を保持する浜瀬海の2名。

彼らもゴールデンエイジを脅かすであろう

末恐ろしい要チェック世代のサーファーだ。

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Above  : Takumi Yassui. Below : Kai Hamase.

 

 

この日は、colorsmagにとってハワイ滞在最終日前日であり、

一日中撮影できる最後のチャンスとなったことから

かなり気合いを入れてゲッティングアウトしていった

HURLEY JAPANチームのメンバーたち。

しかし、河村海沙と大原洋人の2名は、

このセッションで

ボードを真っ二つに折ってしまうハメとなった。

夕方のラストセッションに

すべてを委ねることとなった。

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Above : Hiroto Ohara. Below : Kaisa Kawamura.

 

 

「裸にトランクスでサーフィンすると波に乗れる」

というジンクスをゲットしてから

パイプで掴む波数が多くなった

HURLEY JAPANのエース大橋海人は

このセッションでもしっかりとバレルをメイク!

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Kaito Ohashi.

 

 

こうしてBig PipeセッションDAY2午前の部は

無事に終了となった。

が、この日の夕方のラスト・セッションが

予想以上に素晴らしいものとなることを

この時はまだ、誰ひとりとして知る由はなかった。

 

 

 

 

 

yoge
サーフィン・プレビュー/吉田憲右著・泉書房、古都鎌倉ミステリー旅/吉田憲右著・コスミック出版など数々の書籍を発行し、2000年にTRANSWORLD SURFの外部スタッフとなったのをきっかけにメディア界に参入。 2001年から2009年10月まで月刊SURFING WORLDの編集部兼カメラマンとして勤務。 その経験と共に、第1回NSA東日本サーフィン選手権大会Jrクラス3位、2年連続THE SURFSKATERS総合チャンプなどテストライダーとして培ってきた経歴を活かし、サーフィンを軸としたスケートボード、スノーボード、ミュージック、アート全般をひとつのコーストカルチャーとしてとらえ、心の赴くままにシャッターを押し、発信し続ける。 >>>出版物 >>>プライベート撮影問い合わせ