Photos by Ben Nakao. Text by colorsmagyoge.


Shota Nakamura. Photo by Ben Nakao.

 

バリのクラマスで開催されたJPSA第1戦の際に、

colorsmagの現地フォトグラファーとして活躍してもらった

colorsmagが注目する新人フォトグラファー、Ben Nakao!

今回はそんなBenさんの水中ショットによる

WQS 4☆“BILLABONG PRO TAHARA”会場脇での

フリーセッションの記事をお伝えしたいと思います。

上の写真は、いまやBILLABONGのJAPAN TEAMにおける

トップライダーのひとりとしてコンテストだけでなく、

フリーセッション、ビッグウェイブとオールマイティーに活躍する

中村昭太プロのど迫力なバックサイド・リップ!

 

本イベントと同会場にて開催された

JPSA“YUMEYA TAHARA OPEN”で

見事プロ資格を獲得したサーファーは安井拓海と小林直海、

松下諒大、高松海璃、西修司の5名。

そのなかでも、今回のBenさんとの

打ち合わせなどないフリーセッションのなかで

見事クロスしたタイミングをゲットしたのは

安井拓海と小林直海。

今回プロになった5名は、実力派だと感じているcolormag.

それぞれ、今後プロサーファーとしての活躍が実に楽しみだ。


Above : Takumi Yasui. Below : Naomi Kobayashi.

 

日本のガールズサーフシーンを背負って来た

柄沢明美プロの息子であり、

オーストラリアを故郷とするConner O’leary.

Connerが日本のWQSに積極的に出場してくれることで、

日本のプロサーフシーンが強烈な刺激を与えられている。

日本にとって大切な、唯一無二の大きな存在。


Conner O’leary.

 

ハワイ諸島のなかでも、

最もリアルなハワイアン・カルチャーが残っていると言われる

モロカイ島出身のKaolipuuwai Kahokui.

「地元の海は本当にいつもガラ空きで最高だよ」

なんて言って笑いながらも

一度サーフボードに乗ってしまえば

まるで暗闇に美しい弧を残像として描き出す

ポリネシアン・ファイヤーダンスの

火の付いたスティックを操る達人かの如く、

より繊細な領域に渡る軸を狂いなく操るその空中妙技。

今回は、

「夢に出て来た神様にお告げを受けて日本にやって来た」

といい、不思議と信憑性のある、第六感的な才能を感じた。

どんな相手でも分け隔てなく、とても気を使って接してくれる

人間味溢れた、本物のAlohaを持つ素晴らしいサーファーだった。

Mahalo.


Kaolipuuwai Kahokui.

 

 

 

そして最後にご紹介させて頂く一枚は、

今回、Ben Nakano氏から送られて来た作品のなかで

もっともcolorsmagがぐっと来た一枚となっております。

その被写体となったサーファーは…

 

 

 

 


Kaito Ohashi.

 

 

Ben Nakano氏による、さらなる作品については、

下記リンク、4cus.jpをチェックしてみて下さい!!

 

>>4cus by Ben Nakao.
4CUS | Ben Nakao Photography

 

 

 

yoge
サーフィン・プレビュー/吉田憲右著・泉書房、古都鎌倉ミステリー旅/吉田憲右著・コスミック出版など数々の書籍を発行し、2000年にTRANSWORLD SURFの外部スタッフとなったのをきっかけにメディア界に参入。 2001年から2009年10月まで月刊SURFING WORLDの編集部兼カメラマンとして勤務。 その経験と共に、第1回NSA東日本サーフィン選手権大会Jrクラス3位、2年連続THE SURFSKATERS総合チャンプなどテストライダーとして培ってきた経歴を活かし、サーフィンを軸としたスケートボード、スノーボード、ミュージック、アート全般をひとつのコーストカルチャーとしてとらえ、心の赴くままにシャッターを押し、発信し続ける。 >>>出版物 >>>プライベート撮影問い合わせ