Text: megumi tsunoda & mika umesao Photo:mika umesao

今年は初めてnorthshoreにもチャレンジしていた京都出身、ボディボード歴11年の梅棹美佳(うめさお みか)プロ

ハワイに続いて、5月には夢だったメンタワイへのTRIPへ行ってきたとのこと。

素敵な写真と一緒に、彼女の旅の思い出を紹介したいと思います!

 

‥以下Text梅棹美佳プロ

 

『死ぬまでに絶対に行きたいっ!』と、思っていた、、インドネシアにあるメンタワイ諸島へ、約1週間ボートの上で仲間達と生活しながら、サーフィンを楽しむボートトリップに行って来ました!

☆1週間過ごしたボート

その中の一人、京谷佳奈プロとは、私が「波を横に走る」事しか出来なかった丁度10年前に、一緒にバリ・スンバワに行き、その時のライディングやインドネシアでの旅に大きな刺激を受けたのを今でも覚えています。なので、今回はインドネシアが大好きなメンバーと、何度も、何度も、何度も、、、連絡を取り合い、計画し、一緒に行くトリップが実現したのです!!

 

☆メンタワイの島々

インドネシア、スマトラ島のパダンポートを夕方に出発し、船を走らせる事約10時間、翌日の朝起きると、そこはもぅ、メンタワイ諸島の最初のポイント!ずっと広がる海と空は澄んだブルーで、海を覗くとサンゴや魚。何んにも無い小さな島々にはヤシの木だけが生えていて、現実を全部忘れさせる光景でした♪

☆Lances left

メンタワイには、、一番有名なレフトのマカロニポイントや、ライトの代表HTポイントを始め、世界最高級と言われる波のポイントが数多くあります。その波はまさに、バレルの宝庫!!きれいな波がおもしろい程に形良く、ギューーーーーっと、巻き上がってくるのを見ると、見ているだけでもワクワクします!!

 

☆大切な相棒達(ボード)

 

☆Hiromi @HT

初日は小ぶりなサイズ(と、言っても頭~頭半サイズ。。)だんだん波も大きくなり、3日目にはMAXで8ftの波となりました。少し遠目のボートから見てると、形はそのままでちょっと、大きくなったかなぁー?くらいに見えるのですが、いざ、その波の割れる沖に行くと、雰囲気が全く違う事が分かります。沖からやって来る巨大なウネリが目に一杯広がり、その波が割れる時にはバリバリーーーーーっと、海の底に当るような大きな音がし、波の壁が、とてつもなく高いっ!!

もちろん、自分の胸はドキドキしていました。『そんな波と出会え、これから乗れるんだっ!!』

 

☆Kana @Macca’s

波の斜面が出来る場所まで、恐々移動し、ボードを斜面に合わせると、勢い良くボードが走り出します! その一瞬の景色は波のきれいなフェイス、島、ボート全部を見下ろせ、まさにボディボードと一体になっ

て、波を走るスピードと波の動きを全身で感じます。それが、また、もの凄く気持ちいいっっ!

そして、そこから巻き上がって来る波の壁のパワーに弾かれないように、ボードを押さえると、自分の周りが波に包まれ、さらに興奮しますっ!!

☆Mika @Lances left

ボートだと、波の近くに停泊しておけるので、お互いに写真を撮ったり出来るのも魅力だと思います。実際、私も撮ってもらった写真は宝物になりました☆

船の上では、オージーの友達やガイド、インドネシア人のクルーと一緒に生活をしていました。なので、英語とインドネシア語を交えての会話。同じ波に乗って、同じご飯を食べて、、、見るもの、感じるものが一緒だと、不思議と気持ちも伝わるんだぁ、、と思いました。

 

☆ボートの上でのランチタイム

ボートの上で私は29歳の誕生日を向かえました。最高な波で一日中ボディボードが出来た事で胸が一杯でした。この日2回、底のリーフにヒットし、肩から腰にかけて傷だらけになっていたら、クルー達に「ミカ、オレオレ(贈り物)イッパイネ」と言われ、自然からのプレゼント・・・うれしいやら、悲しいやら。笑

夕食後、呼ばれて行くと、船の電気を消し、コックさんがケーキを準備してくれて、メイト・クルー達みんながクラッカーを鳴らし、サプライズで船の上でのバースディを祝ってくれました。こんな環境で、大切な仲間と過ごしている事に本当に、感動しました。。。

 

☆メイト、クルー全員集合!!

私はボディボードに出会ってから、ボディボードを楽しむ事はもちろん、それをきっかけとして、国内・海外へ旅行に行くのも楽しみだと思っています。

ここメンタワイでは、キレイで力強い波を、ボディボードで波と一体になって感じ、船の上という、日常とは全く違う生活をし、言葉の違う友達といっぱい話し、、、本当にいろんな体験をする事が出来ました。

ぜひ、波乗りを通して、『いろんな場所へ行き、いろんな波に乗り、いろんな人と出会い、いろんな事を感じて』てみて下さい☆さらに、波乗りが楽しく、広いものになると思います。

 

☆夕方、ビンタン(ビール)を飲みながら眺めるサンセット

 

☆tomomi,kana,hiromi本当にありがとぅ!!

 

 

mika umesao profile

BB歴 11年

出身 京都

ホームポイント 宮崎・木崎浜

ボディボードをはじめたきっかけ

周りの友達がやってないスポーツがしたかった

夢 海やボディボードの楽しさを伝えれる人になりたい

スポンサー  宮崎のSURF SHOP☆SURF3(サーフスリー) sincere(シンシア)wetsuits SUMR(サマー)SURFギア April(エイプリル)swim wear マンゴーの緒方果樹園