Movie by OutraCultura. Text by colorsmagyoge.


サーフィン界の反逆児、永遠のアンチヒーロー”Archy” in Hawaii2025

まだサーフィンに”エア”という技がなかった1980年代から90年代にかけて、同年代のChristian Fletcherと共にスケートボードとサーフィンを高次元で融合させた”エアリアル”という技を映像や写真を通して世に知らしめ、コンテストシーンとは一線を画す”フリーサーフィン”というジャンルを確立させた”Archy”ことMatt Archbold!

薬物とアルコールに溺れる派手なライフスタイルにタトゥー、そして何より反逆的なその姿勢で注目を浴び続け、2008年に発表されたドキュメンタリー映画”Archie,Build for Speed,Born to Ride”ではそんな彼のサーフ界のカルト的存在としての波瀾万丈な人生が描かれ話題となった。

※Archyを知らない世代のサーファーはぜひ下記よりArchyをフォロー!

サーフィンがオリンピック競技となった今、アスリート志向なサーファーしかいなくなってしまったある意味つまらない現代のサーフシーンには存在しないサーフ界の”永遠のアンチヒーロー”の1人であり、今もなお根強いファンたちに支持されるそんな彼が、今シーズンもこよなく愛し続けるハワイのノースショアを訪れ、Nathan Fletcherをはじめ、Mikey FebruaryやTaj Lindbladといった若手フリーサーファーたちとセッションを決行。

今回はそんなArchy in North Shore 2025と呼ぶべき貴重な映像を収録したOutraCulturaによる最新クリップを2本立てでお届け!!

yoge
サーフィン・プレビュー/吉田憲右著・泉書房、古都鎌倉ミステリー旅/吉田憲右著・コスミック出版など数々の書籍を発行し、2000年にTRANSWORLD SURFの外部スタッフとなったのをきっかけにメディア界に参入。 2001年から2009年10月まで月刊SURFING WORLDの編集部兼カメラマンとして勤務。 その経験と共に、第1回NSA東日本サーフィン選手権大会Jrクラス3位、2年連続THE SURFSKATERS総合チャンプなどテストライダーとして培ってきた経歴を活かし、サーフィンを軸としたスケートボード、スノーボード、ミュージック、アート全般をひとつのコーストカルチャーとしてとらえ、心の赴くままにシャッターを押し、発信し続ける。 >>>出版物 >>>プライベート撮影問い合わせ