Movie & Photos by WSL. Text by colorsmagyoge.

ポルトガルのエリセイラで開催中のCS第4戦”EDP Ericeira Pro”は、波数の少ないセット肩前後のスモールコンディションとなった中、日本時間の10/4(土)にコンテストDAY6が行なわれ、WOMENSクォーターファイナルのヒート2目までを消化。

日本代表選手の中で唯一勝ち上がっていた都筑有夢路はセミファイナル進出をかけてクォーターファイナルのヒート2でAnat Leliorと対戦するが、ハイスコアにつながるいい波を掴むことができず、惜しくもここで敗退。

5位で今大会をフィニッシュした。

RIBEIRA D’ILHAS, ERICEIRA, PORTUGAL – OCTOBER 4: Amuro Tsuzuki of Japan surfs in Heat 2 of the Quarterfinals at the EDP Ericeira Pro on October 4, 2025 at Ribeira D’Ilhas, Ericeira, Portugal. (Photo by Damien Poullenot/World Surf League)

都筑有夢路はインスタグラムを通して下記のようにコメント。

「時差のある中応援ありがとうございました‼︎ 次は一個一個のチャンスを必ず掴む!世界に日本人の強さを証明したい!みんなと一緒にワクワクしたい!応援のパワーって本当すごいんだよ」

「本当に危ういヒートでした。」

Anat Leliorは言った。

「都筑有夢路は本当に優れた選手なので、彼女と対戦するのはいつも緊張します。残念ながらコンディションが急激に落ちてしまいましたが、仕方ありません。海がどんな困難をもたらしても、それに対応していくしかない。幸運にもいくつか良い波に乗れたので、プライオリティを活かして良いヒートを組むことができました。」

世界各国を代表する対戦相手たちからも油断できない存在であり、CTサーファーとして返り咲く実力を十分持っている東京オリンピック銅メダリストの都筑有夢路。

そんな彼女は今回で今シーズン2度目の5位入賞となり、ライブランキングでは15位から9位まで浮上。

CT入り目前まで追い上げてきた都筑有夢路が、残る今シーズンのCSで優勝してくれることに期待したい!

Go Japan!!

コンテスト・ファイナルデイは日本時間の10/5(日)16:00にネクストコールが発表予定。

EDP Ericeira Pro Men’sクォーターファイナル
HEAT 1: George Pittar (AUS) vs. Lucas Vicente (BRA)
HEAT 2: Luke Thompson (RSA) vs. Lucca Mesinas (PER)
HEAT 3: Kauli Vaast (FRA) vs. Adur Amatriain (EUK)
HEAT 4: Morgan Cibilic (AUS) vs. Eli Hanneman (HAW)

EDP Ericeira Pro Women’sクォーターファイナル
HEAT 3: Yolanda Hopkins (POR) vs. Alyssa Spencer (USA)
HEAT 4: India Robinson (AUS) vs. Sanoa Dempfle-Olin (CAN)

果たして優勝を掴み取るのは誰なのか!?

LIVEをお見逃しなく!

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yoge
サーフィン・プレビュー/吉田憲右著・泉書房、古都鎌倉ミステリー旅/吉田憲右著・コスミック出版など数々の書籍を発行し、2000年にTRANSWORLD SURFの外部スタッフとなったのをきっかけにメディア界に参入。 2001年から2009年10月まで月刊SURFING WORLDの編集部兼カメラマンとして勤務。 その経験と共に、第1回NSA東日本サーフィン選手権大会Jrクラス3位、2年連続THE SURFSKATERS総合チャンプなどテストライダーとして培ってきた経歴を活かし、サーフィンを軸としたスケートボード、スノーボード、ミュージック、アート全般をひとつのコーストカルチャーとしてとらえ、心の赴くままにシャッターを押し、発信し続ける。 >>>出版物 >>>プライベート撮影問い合わせ