
Photos by WSL. Text by colorsmagyoge.

韓国のウェイブプールWave Parkを舞台にQS6000とLQS1000が同時開催された”Siheung Korea Open”は、現地時間と日本時間の7/20(日)にファイナルデイが行なわれ、ファイナルまでの全スケジュールを消化。
注目の日本人選手の活躍はWOMENS QS6000で都築虹帆が優勝!
中塩佳那が準優勝、脇田紗良が3位入賞を果たし、セミファイナルで3位敗退となった野中美波が同率5位、4位敗退となった松岡亜音が同率7位、クォーターファイナルで3位敗退となった鈴木莉珠、池田美来、清水ひなのが同率9位、クォーターファイナルで4位敗退となった松田詩野、馬庭彩、川合美乃里が同率13位という素晴らしい結果を残した。

MENS QS6000はインドネシアのKetut Agusが優勝を飾った中、小林桂が準優勝!
さらにクォーターファイナルで3位敗退となった稲葉玲王が同率9位、4位敗退となった西慶司郎が同率13位という結果となった。


都築虹帆は今大会を通して最も目覚ましい活躍を魅せていた選手で、各ラウンドでシングルスコアとトータルスコアでハイエストスコアを記録。
そのスピード、切れ味鋭いターンを武器にファイナルでは1本目の波から見事なバックサイドエアリバースをメイクして8.50ptをマークし、対戦相手たちにプレッシャーを与えて一気にペースを掴んだ。
その後も8.43ptを叩き出し、トータルスコア16.93ptと圧倒的な差をつけて優勝をさらった。
「今、すごく嬉しいです」
都築虹帆は語った。
「最初の波でエアを出したのが実は間違いでした。ターンに引っかかってしまったので、最後のセクションで思い切って攻めたんです。それが成功して本当に驚きました。本当に嬉しいです。この大会で優勝できたことは本当に大きな意味があります。ここ数大会はスローな展開だったので、ここで高得点を出して、サーフィンがうまくいっていると感じ、そして優勝できたことは本当に大きな意味があります。残りのシーズンが本当に楽しみで、自信も湧いています。」

MENS QS6000で優勝を果たしたインドネシアのKetut Agusは、最初の2本のライディングで優勝スコアをマークし、素晴らしいバックサイド・パフォーマンスを披露した。
トータルスコア17.77ptを記録し、今大会で最高となるハイエスト・トータルスコアを記録して優勝を果たした。
今回の優勝によりKetut Agusは一気にQSアジア・ランキング首位に躍り出た。
「信じられない気分です」
Ketut Agusは言った。
「韓国でこれほどの大規模の大会に出場できたことに本当に感謝しています。Wave Parkでサーフィンをする機会を得られ、ここにいる仲間たちと一緒に優勝できたことは本当に素晴らしいことです。本当に感謝していますし、次のイベントでもこの勢いをキープしていきたいです。」

カリフォルニアを拠点とする日本代表の小林桂は、ファイナルでKetut Agusに逆転を狙い続けたが、あと一歩スコアを伸ばすことができず、しかしインドネシア初のプロジュニア・ワールドチャンプBronson MeydiとオーストラリアのReef Heazlewoodを抑えて準優勝を果たした。
LQS1000のMENSは韓国を代表するショートボードにおいても天才的な才能を持つカノア・ヒジェが優勝!
彼はQS6000でセミファイナル進出を果たして同率5位という素晴らしい成績を残した上、LQS1000では優勝を勝ち獲った。
日本人選手は田岡遼平が3位、秋本祥平が4位という結果を残した。
「今日は僕にとっても家族にとっても本当に特別な日です」
とカノア・ヒジェは言った。
「支えてくれた友人や家族全員に感謝します。韓国のサーファーたちが実力を見せてくれたのは素晴らしい経験でした。彼らと一緒にサーフィンを楽しめて、最高の気分です。QSの準決勝で敗退してしまい、本当に悔しかったので、ロングボードで優勝できたのは本当に嬉しいです。」


WOMENS LQS1000ではインドネシアのDhea Novitasariが優勝!
田岡なつみが準優勝、吉川広夏が3位、韓国のSoojin Parkが4位となった。
「言葉になりません」
Dhea Novitasariは言った。
「このWave Parkで完璧な波に乗れて、本当に嬉しくて感謝しています。WSLのイベントで初めての優勝なので、本当に特別な日になりました。本当に、本当に嬉しいです。」


日本、韓国、インドネシアそしてオーストラリアからトップ選手たちが出場したハイレベルな今大会。
多くの日本人選手が上位を占める素晴らしい活躍を魅せてくれた。


