Movie & Photos by Hrs surf. Text by colorsmagyoge.

巧みなレールワークを活かしたパワフルかつ太いカーヴィングで玄人好みなサーフスタイルを持つ和光大プロが、QS6000とQSプロジュニア”Nias Pro”のコンテストMCをつとめるために滞在していたンドネシアの二アスで、仕事後のフリーサーフィン中に他のサーファーに轢かれるアクシデントに見舞われた。

和光大プロ自身に怪我はなく、不幸中の幸いであったが、お気に入りのマジックボードのテールがまるでチェンソーで切れられたかのように斜めにカットされ、お釈迦となってしまった。

しかし、これがもし和光大プロの体のどこかだったらと思うとゾッとする。

スピードに乗ったライディング中のサーファーに万が一轢かれてしまい、身体とフィンが接触しようものなら死の危険すら否めない大惨事になることは、今回の和光大プロのマジックボードの破損の仕方を見れば一目瞭然である。

まもなく7月となり、すでに真夏の陽気が連日続いている中、サーフシーズンにすでに入り、海は多くのサーファーで混み合う時期となった。

人の多いポイントでサーフィンをすればそれだけトラブルや事故の確率は上がるもの。

そんな時は多少波が良くなくても人の少ないポイントを選んだり、時間帯をずらしてみたりなど、海に入っている時は最新の注意を払いつつ、本当に皆様が今シーズンも事故や怪我なく平和にサーフィンをお楽み頂けることを心より祈っております。

yoge
サーフィン・プレビュー/吉田憲右著・泉書房、古都鎌倉ミステリー旅/吉田憲右著・コスミック出版など数々の書籍を発行し、2000年にTRANSWORLD SURFの外部スタッフとなったのをきっかけにメディア界に参入。 2001年から2009年10月まで月刊SURFING WORLDの編集部兼カメラマンとして勤務。 その経験と共に、第1回NSA東日本サーフィン選手権大会Jrクラス3位、2年連続THE SURFSKATERS総合チャンプなどテストライダーとして培ってきた経歴を活かし、サーフィンを軸としたスケートボード、スノーボード、ミュージック、アート全般をひとつのコーストカルチャーとしてとらえ、心の赴くままにシャッターを押し、発信し続ける。 >>>出版物 >>>プライベート撮影問い合わせ