Movie by Honk Art. Text by colorsmagyoge.


ミッドレングス、ツインフィン、シングルフィンとあらゆるタイプのボードをそれぞれに合わせた異なるスタイルで乗りこなしてしまうそのずば抜けた幅広い表現力を持つ日本人スタイルマスターとして世界に認められる小林直海。

2024年には、カリフォルニアのマリブを拠点とするアーティスティックな世界的スタイルマスターDane PetersonがディレクションするJULY wetsuitsの1人目の日本人ライダーとして抜擢され、改めていかに彼が世界からも高く評価されるオンリーワンなサーファーであるかを痛感させられた。

そんなスタイルマスター小林直海が、オンショアの小波をまるで良い波であるかの如く、気持ちよさそうにのりこなす1セッションを収録したショートクリップがドロップされた!

この動画で小林直海が乗っているボードはZBURH surfboardsのEPS製POCKETモデルで、2017年に小林直海が極端なスモールウェーブのコンテストでも使えるようにシェイパーMorii氏と共に開発したハイパフォーマンスショートボード。

湘南にありがちなスネ~コシサイズの超小波コンディションをターゲットとし、5’7″の短さでもワイドなアウトラインを保つことパドルとテイクオフスピード共に速いのが特徴。

もちろんパフォーマンスサーフィンを追求しているのでノーズを細くしてトップへのアプローチを良くし、テールエリアも程よく細く絞り込んでいるので小波のタイトなポケットでも反応の良いターンが可能なシェイプデザインとなっている。

さらにセンターに幅を持たせているのでターンで踏み込んだ時のターンの伸びや加速性能が高いのも特筆すべき点となっている。

小林直海のアクション1つ1つのメイク率の高い安定感のあるライディングは必見となっております!

yoge
サーフィン・プレビュー/吉田憲右著・泉書房、古都鎌倉ミステリー旅/吉田憲右著・コスミック出版など数々の書籍を発行し、2000年にTRANSWORLD SURFの外部スタッフとなったのをきっかけにメディア界に参入。 2001年から2009年10月まで月刊SURFING WORLDの編集部兼カメラマンとして勤務。 その経験と共に、第1回NSA東日本サーフィン選手権大会Jrクラス3位、2年連続THE SURFSKATERS総合チャンプなどテストライダーとして培ってきた経歴を活かし、サーフィンを軸としたスケートボード、スノーボード、ミュージック、アート全般をひとつのコーストカルチャーとしてとらえ、心の赴くままにシャッターを押し、発信し続ける。 >>>出版物 >>>プライベート撮影問い合わせ