Screenshot

Movie by 7News AUS. Text by colorsmagyoge.

日本時間と現地時間の3/15(土)。

オーストラリアのクロヌラで1027人のサーファーが一斉にパドルアウトし、沖で互いに手を繋いで巨大な輪を作り、世界最大のパドルアウトとしての世界新記録を樹立した。

この大規模なイベントを企画したのはBlakey Johnstonという人物。

彼は2年前にオーストラリアの同町にて40時間連続のサーフセッションを成し遂げ、史上最長記録を樹立した張本人である。

Screenshot

「人々がお互いに支え合い、実用的なツールと戦略を教え、人生の浮き沈みに対処できるようにすることがこのパドルアウト・イベント全体に込められたメッセージとアイディアです。」

Blakey Johnstonは、オーストラリアの7ニュースのインタビューにてそう応えた。

彼は前回の40時間サーフセッションへの挑戦と同様に、今回のこのパドルアウト・イベントにおいてもメンタルヘルス・プログラムへの意識を高めるというしっかりとした目標を持っていた。

だからこそ、多くのサーファーたちの共感と協力を得てこの世界最大新記録となるパドルアウトを実現できたと言えるだろう。

この世界最大新記録となったパドルアウト・イベントで集まった収益は、若者にメンタルヘルス教育を提供する”Find Ya Feet”と”OneWave”の活動支援のために寄付された。

今回の世界新記録が樹立されるまでは、2017年6月にカリフォルニアのハンティントンビーチで樹立された511人によるパドルアウトが公式世界記録となっていた。

記録を破るにはルールがあり、海の中で少なくとも60秒間途切れることなく隣の人たちと手を繋いで輪を作らなければならない。

参加したサーファー全員が力を合わせることで成し遂げたこの偉業、共にその喜びを分かち合い、より絆を深めたことは言うまでもない。

yoge
サーフィン・プレビュー/吉田憲右著・泉書房、古都鎌倉ミステリー旅/吉田憲右著・コスミック出版など数々の書籍を発行し、2000年にTRANSWORLD SURFの外部スタッフとなったのをきっかけにメディア界に参入。 2001年から2009年10月まで月刊SURFING WORLDの編集部兼カメラマンとして勤務。 その経験と共に、第1回NSA東日本サーフィン選手権大会Jrクラス3位、2年連続THE SURFSKATERS総合チャンプなどテストライダーとして培ってきた経歴を活かし、サーフィンを軸としたスケートボード、スノーボード、ミュージック、アート全般をひとつのコーストカルチャーとしてとらえ、心の赴くままにシャッターを押し、発信し続ける。 >>>出版物 >>>プライベート撮影問い合わせ