Photos & Text by ManiaOchi.

 

冬型の寒気の訪れとともにそこに狙いを定めその時を狙う!

現場に向かいそのタイミングを狙う。

予報と経験と感が頼りとなる。もしかすると期待外れの波の状況も当たり前。

その時を狙い通った者だけがその瞬間を味わえる。それが冬の日本海。

まさにウェーブハンター。今回もそんなメンバーが集まった。

今回はそのタイミングのその瞬間を狙いに訪れたウェーブハンター達の姿をお届けする。

後にベストなシークエンスもお届けしたい。

 

その時に狙いを定めその貴重な瞬間を狙う一人、松岡 慧斗プロ。

今回もこの瞬間を求め訪れた。ここに通いここの波を数多く経験しここの波を一番知り尽くしているプロサーファーといっていいだろう。

そして今回も素晴らしいシークエンスを残していった。

Keito Matsuoka

 

そしてその瞬間を狙いに千葉から今回この波に初参戦した稲葉 玲王プロの姿もあった。

ワールドワイドなコンペにおいても好成績を残しフリーサーフィンにおいてもスタイリッシュなライディングを兼ね備えもつ稲葉プロ。

初参戦ながらもシークエンスを残していった。

彼もまたここの虜になりそうだ。

Reo Inaba

 

この日はここのポイントでチャージし生死をさまよった金田 輝士プロの姿も。

あれだけの恐ろし経験をしたにも関わらずまたここに戻ってくるその姿は複雑な思いとまたここでのその瞬間の波を狙いたいという強い意志と彼のここに対する熱い思いが感じ取れた。

そして何よりも復活したその姿が何よりも嬉しいかぎりである。

関西サーファーの誇りでもある。

Kiyoshi Kaneda

 

そして松岡慧斗と共にジュニア時代を戦い、いいライバルでもあり親友でもありサーフィンの実力も十分に兼ね備えたままプロ資格を獲得寸前に姿を消した萩原 周の姿もここにあった。

海上がりに、ここの波はどこよりも緊張しましたと語っていた萩原周。

初参戦ながらもその瞬間にタイミングを合わせて行くところは流石の一言!

Shu Hagiwara

 

そして勝浦エリアを代表するBrave surf 江澤さんの姿もあった。

貴重な波が立つ勝浦エリアと同様に彼もまたここでしか経験できない瞬間をチャージしにきた一人である。

@Brave surf Ezawa

 

 

 

孝之越智 ”マニア”
中学生時代に海外の音楽、ファッションカルチャーに興味を抱き、その影響で衝撃的なパンクロックと出会い、それからパンクバンドを結成し自身もドラムで活動する傍らカリフォルニアのサーフスケートのパンクシーンの影響を受けスケートボードに目覚める。 スケートパークに通っていくうちに自然とサーファー、スノーボーダーとの出会いが増え、自身もサーフィン、スノーボードにのめり込み日本各地、海外のフィールドを求め海や雪山とリアルなシーンを追い求めていった。 追い求める旅の中で美しい自然やロケーション、音楽、ファッション等の様々な新鮮カルチャーとの出会い、多くの横ノリスト達とライディングセッションを重ねるうちその時にしかない瞬間を残そうと気がつけばカメラを片手にそのリアルな瞬間を切り取るようになった。 現在は関西を拠点にcolorsmag関西支部を担当しながら、メディアや雑誌等でも活躍中。