日本時間の7/2(木)、現地タヒチ時間の7/1(水)。

タヒチ出身のCTサーファーMichel Bourezがフォイルサーフィン中にサメに襲われた。

下に掲載させて頂いたのはMichel Bourezのインスタグラムの投稿。

 

「フォイルサーフィンに乗ってタヒチからモーレアに向かっていたら、ハンマーヘッドが追いかけて来てフォイルのフィンに噛みついてきた。自分のシグネチャーのフォイルフィンを破壊され、フォイルサーフィンが続行できなくなったからとりあえずFirewire surfboardsに座ってボートに乗る友達に手を振って迎えに来てもらうことに。一人で迎えを待っている2、3分のあいだに、何か嫌な予感がしたので周りを注意深く見ていると、案の定3、4m級のハンマーシャークがこっちに向かって戻って来た。すかさず僕は自分の身を守るべく、さっき噛まれて壊れたフォイルフィンを自分とハンマーシャークの間に投げ込んだ。ハンマーシャークは再びフォイルフィンにかじりつくと、ようやくそれが食べられるものではないことに気が付いて、遠くへ泳ぎ去っていった。その数分後に友達がボートが到着。無事に生還できた。それから15分後、もうハンマーシャークも諦めたと判断したので再びフォイルサーフィンをしに行った。」

と、大事には至らず何よりであった。

「まるで10-12ftのチョープーでサーフィンしているような感覚だった。僕らは怪我はもちろん、いつ死んでもおかしくないほどのリスクを背負っているけど、本当にサーフィンというスポーツを愛して止まないです。いつもフォイルサーフィンをしに行くと、真っ青な海の中にハンマーシャークがウヨウヨ泳いでいるのを見ていたので、そのリスクは十分承知していた。海は彼らの世界であり、それに対してリスペクトしています。そこで起こる全てに対して何も悪く思うことはありません。」

何はともあれ、Michel Bourezが無事だったことが何よりである。

今シーズンは未だ開催見合わせ状態となっているWSL主催のコンテスト全般であるが、1日でも早くCTが再開され、Michel Bourezのパワフルなライディングが爆発することを楽しみにしたい!

 

 

 

 

 

yoge
サーフィン・プレビュー/吉田憲右著・泉書房、古都鎌倉ミステリー旅/吉田憲右著・コスミック出版など数々の書籍を発行し、2000年にTRANSWORLD SURFの外部スタッフとなったのをきっかけにメディア界に参入。 2001年から2009年10月まで月刊SURFING WORLDの編集部兼カメラマンとして勤務。 その経験と共に、第1回NSA東日本サーフィン選手権大会Jrクラス3位、2年連続THE SURFSKATERS総合チャンプなどテストライダーとして培ってきた経歴を活かし、サーフィンを軸としたスケートボード、スノーボード、ミュージック、アート全般をひとつのコーストカルチャーとしてとらえ、心の赴くままにシャッターを押し、発信し続ける。 >>>出版物 >>>プライベート撮影問い合わせ