Photos & Text by ManiaOchi.

 

暖冬となった今年の冬。

シーズンインした日本海以外でも珍しく冬でも太平洋側にも波が立つサーファーにとっては嬉しいウィンターシーズンでもあった。

暖冬とは言えども幾度となく日本列島を寒気を伴った前線や低気圧が訪れ今年も日本海では素晴らしいウィンタースウェルを届けてくれている。寒気の通過するタイミングとスウェル、風の向きを嗅ぎつけそこに狙いを定めればまたそこには素晴らしい波があるもの日本海サーフィンの醍醐味と言えるだろう。

その合間のベストチャンスを狙い毎年このポイントの日本でもここにしかない波に惚れこみ訪れている松岡慧斗プロ。間違いなくこのポイントに一番多く通い続けているプロサーファーといっていいだろう。予報では良くても訪れてみないとわからない日本海の波。波はあっても刻々と変化する風の向きやうねりの向きでハズれることもあるこのポイントだが通ったものだけが出会うことのできるブレイクでもある。

今回はバックドアシュートアウトでの史上初のパーフェクトスコア、O’NEILL Wave of winter獲得、米サーファーマガジンの人気ナンバーワンサーファーを決める2019 SURFER AWARDSでのTHE BEST BARREL AWARDS を受賞と海外で数々の日本人初の大快挙を成し遂げた松岡慧斗プロと共に稲村クラシック優勝やWSLの優勝他、数々のコンペシーンで好成績を残している大橋海人プロも訪れた春めいた3月の日本海ウィンターセッションとなった。

 

早朝から波をチェック。長年の経験からパーフェクトとは言えない波ではあるが寒気が緩んだタイミングとは言え朝からしっかりとしたウネリがヒットし時折ここで言う危険なセットが姿を表していた。暖冬の影響なのか今年は潮も多くまたウネリや風の向きも影響しているのかレフトの波が出現しずらい状況。ライト方向にはドカ掘れのバレルセクションが姿を表しそれを狙いたいところだが今回の状況は狙えるポジションをキープするのが危険で難しい波であった。とは言え先が読めない日本海ブレイク。しばらく様子を見て干満差の少ない日本海ではあるがちょっとでも潮の少ない干潮のタイミングに入水を決断することとなった。

今回は6フィート代の板をチョイスしていた。

Kaito OhashiKeito Matsuoka左Keito Matsuoka   右Kaito Ohashi

狙えるかどうか状況を知るためにとりあえず入水した松岡プロ。陸から見ているよりもハードですよ!入水したらカレントと言う表現よりは海全体が動いていいてなかなかテイクオフポジションをキープできず狙えそうなライトのドカ掘れブレイも狙うに狙えない今回の状況でライト方向を狙うにはインパクトをもろに喰らいそうなリスキーな状況だった。通い慣れた松岡プロでさえ午前中はテイクオフポジションをキープするのが大変であった。

Keito Matsuoka

Keito Matsuoka

 

松岡プロのアドバイスの元、ここのポイントは初チャージとなった大橋海人プロ。テイクオフポジションやブレイクのタイミングを探りながらのスタート。大橋プロ曰く日本のポイントでもここの波は怖さを感じますとの事。

Kaito Ohashi

入水からしばらしてコンディションも良くないと判断。午後の波に期待することとなった。

午後からの波に期待を寄せることとなった。

 

 

中学生時代に海外の音楽、ファッションカルチャーに興味を抱き、その影響で衝撃的なパンクロックと出会い、それからパンクバンドを結成し自身もドラムで活動する傍らカリフォルニアのサーフスケートのパンクシーンの影響を受けスケートボードに目覚める。 スケートパークに通っていくうちに自然とサーファー、スノーボーダーとの出会いが増え、自身もサーフィン、スノーボードにのめり込み日本各地、海外のフィールドを求め海や雪山とリアルなシーンを追い求めていった。 追い求める旅の中で美しい自然やロケーション、音楽、ファッション等の様々な新鮮カルチャーとの出会い、多くの横ノリスト達とライディングセッションを重ねるうちその時にしかない瞬間を残そうと気がつけばカメラを片手にそのリアルな瞬間を切り取るようになった。 現在は関西を拠点にcolorsmag関西支部を担当しながら、メディアや雑誌等でも活躍中。