2019年も終わりを迎えサーフィンも競技として東京オリンピックに向けて盛り上がりを見せるであろうまさに新年の2020年はオリンピックイヤー!

そんな年末年始の中で2019年を振り返ってのフォトセッション。

大型で強い勢力を保ったまま上陸した台風19号。そのスウェルはとてつもなく凄まじいパワーをもたらし全域クローズ状態となる強烈なものだった。そんな状況の中でまだ狙える可能性のあるスポットで繰り広げられた 辻 裕次郎、中村 拓久未、佐藤 魁、飯田 航太、藤本 世音によるフォトセッション。

決してパーフェクトとは言えないブレイクと強いカレントとウネリの方向すら変化するまさにハードコアブレイク!インサイドは凄まじいシュアブレイクでアウトに出るタイミングすらなかなか掴めないそんな状況の中ではあったが時折ブレイクするどか掘れセクションを狙うまさにプロサーファー魂を感じるセッションとなった。

アウトに出るのにも容易ではない…..

アウトに出てもカレントにより波待ちのポジションをキープするのが大変な状況だしかしながら時折、不意に姿を表すドカ掘れセクション。この状況下でこのセクションのテイクオフポジションに上手く合わせるのはかなり難しい状況ではあったがこの波を狙いチャージしていった。

Yujiro Tsuji

ドカ掘れセクションから外れ一人でアウトから割れる巨大なセットを狙に出た 辻 裕次郎プロ。板のセレクトに悩んだが6フィート代の長さの板に交換するもテイクオフからの滑り出しに短さを感じ7フィート代の板が必要と感じていたが今回は持ち合わせておらず満足のいくチャージができず残念がっていた。それでけにこのアウトからの巨大セットの大きさと水量と厚みを感じる。

Yujiro Tsuji

その1本を狙うチャージは続くのである。。。

 

 

 

孝之越智 ”マニア”
中学生時代に海外の音楽、ファッションカルチャーに興味を抱き、その影響で衝撃的なパンクロックと出会い、それからパンクバンドを結成し自身もドラムで活動する傍らカリフォルニアのサーフスケートのパンクシーンの影響を受けスケートボードに目覚める。 スケートパークに通っていくうちに自然とサーファー、スノーボーダーとの出会いが増え、自身もサーフィン、スノーボードにのめり込み日本各地、海外のフィールドを求め海や雪山とリアルなシーンを追い求めていった。 追い求める旅の中で美しい自然やロケーション、音楽、ファッション等の様々な新鮮カルチャーとの出会い、多くの横ノリスト達とライディングセッションを重ねるうちその時にしかない瞬間を残そうと気がつけばカメラを片手にそのリアルな瞬間を切り取るようになった。 現在は関西を拠点にcolorsmag関西支部を担当しながら、メディアや雑誌等でも活躍中。