Photos by yasushi photos. Text by colorsmagyoge.

 

茨城の大洗を会場に開催されていたJPSA第4戦”ISU茨城サーフィンクラシック”は、9/1(日)に大会最終日を迎え、MENS、WOMENS共にファイナルまでが無事終了!

腰前後の若干サイズアップしたコンディションの中、MENSは松本カイが、WOMENSは渡辺愛が共にJPSA初優勝を遂げた!

その模様をyasushi photosによるフォトギャラリーでお届け!!

カリフォルニア出身の小林桂との優勝をかけた大接戦の末、見事自身初となるJPSA優勝を勝ち取ったハワイ育ちの松本カイ。弟の松本コアと共にその喜びを分かち合う。おめでとう!!Above : Kai Matsumoto. Below : Koa & Kai Matsumoto.

 

6本目に掴んだグーフィーのセットで7.50ptを叩き出し、見事な優勝を勝ち獲った渡辺愛。兄でトッププロサーファーの渡辺寛と大先輩であり、歴代グランドチャンプのひとりである辻裕次郎に担がれ、自身にとってJPSAでの初勝利の味を噛みしめる。おめでとう!!Mana Watanabe.

 

連日のスモールコンディションに悩まされた今大会であるが、大会最終日はその中でも若干サイズアップしたコンディションに恵まれた。

 

このスモールコンディションにして、このバックサイド・リップの打点の高さ。優勝をあと一歩で逃したものの、今大会における台風の目となったカリフォルニア出身の小林桂。世界での活躍にも期待がかかる!Kei Kobayashi.

 

勝利に対する気持ちの強さが最大の武器。このコンディションに苦戦を強いられながらも、どんなに不利な状況でも決して諦めず、ピンチをチャンスに変える力を持つ仲村拓久未は、今大会を3位でフィニッシュ。Takumi Nakamura.

 

ファイナルでは思うように狙った波を掴むことができず、今大会を4位で終えた宮崎出身の関口真央。いい波さえ掴めば十分優勝できる力を持っているだけに、次回の活躍に期待したい!Masahiro Sekiguchi.

 

JPSA第3戦で3位となった以外は、プロ資格を獲得したバリでのJPSA開幕戦から今大会に至るまで、すべて準優勝を果たしているスーパー女子高生プロサーファー都築虹帆。ルーキーにしてグランドチャンプ獲得というところに手が届くポジションをキープする彼女の、今シーズンの後半戦の活躍にさらなる注目が集まる!Nanaho Tsuzuki.

 

JPSA開幕戦では優勝を果たした実力派トッププロサーファー宮坂麻衣子は今大会を3位でフィニッシュ。この結果によりJPSAランキング3位から2位へ浮上。シーズン後半戦で巻き返し、グランドチャンプ獲得を狙う。Maiko Miyasaka.

 

7月に鵠沼で行なわれたQS1500″ムラサキ湘南オープン”で優勝を遂げた実弟・鈴木仁にパワーをもらったかのごとく、今シーズン初となるファイナル進出を果たした鈴木姫七。Himena Suzuki.

 

毎年大洗でJPSAが開催され、日本のトッププロサーファーたちがここに集結することで、それを目の当たりにし、大きな刺激になっているに違いないだろう。今大会を肌で感じた将来が楽しみなロコキッズたち。Ibaragi Local Kids.

 

歴代グランドチャンピオンの1人であり、今のJPSAに欠かせない人気選手のひとりである辻裕次郎は、セミファイナルのヒート2で仲村拓久未と関口真央を相手に熾烈な戦いを繰り広げ、今大会においても魅せ場を作った。Yujiro Tsuji.

 

MENS大会結果
優勝:松本カイ
2位:小林桂
3位:仲村拓久未
4位:関口真央
5位:佐藤魁、辻裕次郎
7位:西口京佑、田中英義

 

WOMENS大会結果
優勝:渡辺愛
2位:都築虹帆
3位:宮坂麻衣子
4位:鈴木姫七
5位:川瀬心那、松永莉奈
7位:宮坂莉乙子、野呂玲花

 

さらなる詳細は下記リンクよりJPSAオフィシャルサイトをチェック!!

 

>>JPSAオフィシャルサイト

 

 

 

yoge
サーフィン・プレビュー/吉田憲右著・泉書房、古都鎌倉ミステリー旅/吉田憲右著・コスミック出版など数々の書籍を発行し、2000年にTRANSWORLD SURFの外部スタッフとなったのをきっかけにメディア界に参入。 2001年から2009年10月まで月刊SURFING WORLDの編集部兼カメラマンとして勤務。 その経験と共に、第1回NSA東日本サーフィン選手権大会Jrクラス3位、2年連続THE SURFSKATERS総合チャンプなどテストライダーとして培ってきた経歴を活かし、サーフィンを軸としたスケートボード、スノーボード、ミュージック、アート全般をひとつのコーストカルチャーとしてとらえ、心の赴くままにシャッターを押し、発信し続ける。 >>>出版物 >>>プライベート撮影問い合わせ