ビーチから海に向かって左寄りの水平線から日が昇るクラマスの美しい朝。朝陽が昇ると共に朝一の練習セッションを行なうべく入水していく野呂冷花。Reika Nori in Sun Rise.

Photos by yasushi photos. Text by colorsmagyoge.

Sari Ohhara, Maiko Miyasaka and Natsuki Suda.

 

バリのクラマスを会場に開催中のJPSA開幕戦”ムラサキプロ”!!

今シーズン指折りのエピックなスウェルによってサイズアップを果たした素晴らしいコンディションの中、4/21(日)本日はMENSラウンド3とWOMENSのファイナルまでを消化。

WOMENSファイナルは日本を代表するベテラン・トッププロサーファー庵原美穂をはじめ、昨年の本イベントの覇者である宮坂麻衣子、そしてカリフォルニア出身でアメリカ代表選手のひとりでもある丸山チアサ、さらにスケートボーダーからサーファーに転身し短期間で異例の上達を遂げたダークホース都築虹帆といった4名で行われた中、見事優勝を飾ったのはバックサイド・サーフィンで7.23ptと6.03ptをバックアップにまとめてトータルスコア13.26ptを叩き出した宮坂麻衣子!

見事昨年に引き続き2連覇を遂げた!!

今回はそんなムラサキプロの4/20(土)に会場のクラマスで繰り広げられた決してLIVE中継では観ることができない知られざるフリーセッションと共に、選手たちの素顔を垣間見ることができるオフショットをyasushi photosギャラリーとしてお届け!


WSLが主催する世界最高峰のサーフリーグCTの会場のひとつでもあるクラマスを舞台に行われるJPSA開幕戦”ムラサキプロ”において、見事2連覇を遂げた宮坂麻衣子。おめでとう!!Maiko Miyasaka.

 


Team Murasaki Sports Family.

 


スケートボードのコンクリート・ボウルでプロスケーターたちが見せるビッグエアを想起させるような、高さのあるバックサイド・エアを魅せるのは、宮崎出身で千葉を拠点とするトッププロサーファー渡辺寛。Kan Watanabe.


そんな渡辺寛プロの実の妹であり、自身もプロサーファーとして活躍する渡辺愛。兄と同様パワフルかつスタイリッシュなサーフィンが光る要チェックなWOMENSプロサーファー。Mana Watanabe.

 


ダイナミックなカーヴィングでスプレーを上げるのは現代の日本のサーフシーンをリードするトッププロサーファー仲村拓久未。当たり前のごとくその強さを見せてダントツでラウンド3を勝ち上がり、迎えるラウンド4での活躍にも注目が集まる! Takumi Nakamura.

 


多くのファンたちに惜しまれながらも、2018年シーズンを最後に涙の引退となった田中樹。2019年シーズンからコーチングに本腰を入れるかたわら、開幕戦である今大会からコンテスト・ディレクターとしてJPSA事務局に参入。コンテスト・ディレクターの河野正和プロと共に、選手たちにとってよりよいコンテスト環境のオーガナイズに力を注いでいく。Izuki Tanaka.

 


一瞬にして目を奪われるようなフォトジェニックなスタイリッシュさを持つ川畑友吾。言わずと知れた日本を代表するプロサーファー・ファミリー川畑ファミリーの次男坊。実力は自らの努力で掴み取るものだが、生まれ持ったスタイルは、親がくれた最高の贈り物。Yugo Kawabata.

 


JPSA初参戦にして見事ファイナル進出を果たし、4位入賞という好成績を残したカリフォルニア育ちの弱冠18歳の丸山チアサ。アメリカ代表選手として活躍するその実力は限りなく本物であることを今大会で証明してみせた。今後の活躍に注目が集まる!Chiasa Maruyama.


そんな丸山チアサを現地バリでアテンド兼コーチングするのは、歴代グランドチャンピオン浦山哲也プロ。選手としてコンテストシーンの最前線からは一歩退いても、一時代を築いたそのスピーディーで切れ味鋭いサーフスタイルは天下一品。Tetsuya Urayama.

 

現地時間と日本時間の4/22(月)は新たなスウェルによって再びサイズアップする予報。

素晴らしいコンディションで行われること間違いなしなJPSA開幕戦”ムラサキプロ”のLIVEをお見逃しなく!!

 

>>JPSA LIVE中継

 

 

 

yoge
サーフィン・プレビュー/吉田憲右著・泉書房、古都鎌倉ミステリー旅/吉田憲右著・コスミック出版など数々の書籍を発行し、2000年にTRANSWORLD SURFの外部スタッフとなったのをきっかけにメディア界に参入。 2001年から2009年10月まで月刊SURFING WORLDの編集部兼カメラマンとして勤務。 その経験と共に、第1回NSA東日本サーフィン選手権大会Jrクラス3位、2年連続THE SURFSKATERS総合チャンプなどテストライダーとして培ってきた経歴を活かし、サーフィンを軸としたスケートボード、スノーボード、ミュージック、アート全般をひとつのコーストカルチャーとしてとらえ、心の赴くままにシャッターを押し、発信し続ける。 >>>出版物 >>>プライベート撮影問い合わせ