Photos & Text by colorsmagyoge.


f/s Vert-Revert Z-Turn by Jet.

 

天気はいいけど波はない。

そんな日にこそ、スケートボードでのイメージトレーニングが効果的!

というわけで今回は

今シーズンより新たにRVCAとプロライダー契約を結んだ

colorsmagでお馴染み、日本屈指のエアリストのひとり、

JET中浦章と

昨年の夏、愛知県伊良湖で開催された

2012 THE SURFSKATERSのBeer Masterクラスで

見事チャンプに輝いた、湘南茅ヶ崎を拠点とする

北海道の旭川出身のトップサーフスケーター

和田大によるSURF×SKATEセッションの模様を

お伝えしたいと思います!!


f/s Rip Slide by Dai Wada.

 

和田大は、茅ヶ崎でRsurfSk8というPro shopを営む

ショップオーナーであり、普段は地元のキッズたちに

無料スケートボードスクールを実施するなど、

横乗りの裾野を広げる活動を継続的に行なっている。

Rsurfsk8、要チェック!!

 

そして、サーフボードに乗ってもスケートボードに乗っても

誰にも真似できないオリジナルスタイルで

見るものを魅了してしまうのがJET中浦章のライディング・スタイル。

まさに“Style is Everything”というZ-boyzが残した名言に当てはまる

筋金入りのライダーなのである!

先ほどもお伝えした通り、

今シーズンからRVCAのプロライダーとなり、

さらに進化することが予想されるJETの今後の活躍に注目!


b/s FinOut Rip by JET.

 

上に掲載させて頂いたシークエンスは

今回のセッションでJETがみせてくれた

ノーズグラブしながらのオリジナリティー溢れるバックサイド・リップ!

一瞬ボードが宙に浮き、無重力な0ゾーン(ゼロゾーン)での

難しいボードコントロールも難なくメイクしてしまうのだった。

まさに恐るべしJETなのであります。

 

そんな2人がいったいどんなスケートボードを

使っているのか気になる所だったので、

今回はおまけで彼らのスペックデータを下に掲載させて頂きました。

2人が使っているボードはまったく異なるもので、

それはスタイルにも影響するものなのかと思います。

ただひとつ言えるのは、

JETは重さがあって大きめのボードを使っているのに対し、

和田大は最新の道具とボード全体の軽さを求めたセッティングを

好んで使用しているところ。

それではそんな2名のまったく異なるボードデータを

じっくりとチェックして参考にしてみて下さい。

 

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【JET’s Board Data】

デッキ:Jay Adamsモデル

トラック:幅が広めなIndependentの185(旧版)

ベアリング:bones swiss

ウィール:sims b52

※大きめのウィールを使用しているため、ターン時にデッキとウィールがくっついて急激に失速してしまう現象を抑えるため、トラックとデッキに間には薄いゴムを4枚重ねたオリジナルのスペンサーを使っている。

>>KETHER TOKYO

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【Dai’s Boards Data】

デッキ:EBISEN 8.25

トラック:INDY KUSTON 149

ウィール:BONES WHEEL SPF58mm

※Rsurfsk8のオフィシャルサイト共に、バイクとサーフィンとスケートを愛するクルーCycle RatsといったRsurfsk8の仲間たちのライフスタイルが映し出されている動画サイトMINORITY CONNECTIONも要チェック!!

>>R surfsk8 

>>MINORITY CONNECTION

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一生滑走!!

 

yoge
サーフィン・プレビュー/吉田憲右著・泉書房、古都鎌倉ミステリー旅/吉田憲右著・コスミック出版など数々の書籍を発行し、2000年にTRANSWORLD SURFの外部スタッフとなったのをきっかけにメディア界に参入。 2001年から2009年10月まで月刊SURFING WORLDの編集部兼カメラマンとして勤務。 その経験と共に、第1回NSA東日本サーフィン選手権大会Jrクラス3位、2年連続THE SURFSKATERS総合チャンプなどテストライダーとして培ってきた経歴を活かし、サーフィンを軸としたスケートボード、スノーボード、ミュージック、アート全般をひとつのコーストカルチャーとしてとらえ、心の赴くままにシャッターを押し、発信し続ける。 >>>出版物 >>>プライベート撮影問い合わせ