Photos by Motoko Kumagai. Text by colorsmagyoge.

 

日本一のビーチブレイクとして知られる仙台新港を舞台に、11/1(木)よりいよいよスタートとなったJPSA最終戦”仙台プロ”!

コンテストDAY1はMENSのプロトライアルラウンドが行われ、トータルスコア12.15ptをマークした種子島出身の注目株、須田喬士郎が見事プロ資格を獲得した!!

そんな最中、トップシード選手であることからこの日はまだまだ出番のなかった松岡慧斗、小嶋海生、村上舜に加え、その弟の村上蓮、さらには仙台新港を代表するプロサーファーのひとりである越後将平に生粋の新港ローカルボーイでトップアマの熊谷航といったメンバーが、仙台新港のローカルたちが大切にしている堤防際の通称”根っこ”と呼ばれるピークでフリーセッションを決行!!

小ぶりながら形の綺麗なライダブルな波で豪華なメンツが繰り広げたそのセッションの模様を、仙台新港を代表する女性プロサーファーであり、プロのフォトグラファー&フィルマーとして活躍するSurf Spiritの熊谷素子によるショットの数々でお届け!!

DA HUI Backdoor Shootoutではパイプでのバックサイド・チューブで11ptという大会最高得点を叩き出し、もはやその名はワールドワイドとなった松岡慧斗。そんな彼のサーフィンは、彼のホームでもあるここ仙台新港の波に育まれてきたことは言うまでもない。Keito Matsuoka.

 

松岡慧斗をまるで兄貴のように慕い、尊敬する小嶋海生。より刺激的な環境を求め、松岡同様、プロ活動の拠点を湘南へと移したことが功を奏し、今シーズンは現時点でJPSAランキング8位と国内トップ10入りを果たしている実力派。ホームである仙台新港で行われる今大会における快進撃に期待したい!Kai”OJK”Ojima.

 

仙台新港の波を開拓したパイオニアとして知られ、越後一雄プロを父に持ち、現在は父の営むBarefoot surfにも携わりながら、長年積み重ねてきた寒冷地での経験を活かして高い機能性とデザイン性を兼ね備えたウエットスーツ・ブランド”DUSK”をプロデュースする越後将平プロ。この日は自分も波に乗りながら、後輩たちのライディングをGoProで撮影。その模様は後ほどお伝えさせて頂きます。Shohei Echigo.

 

伊良湖で開催されたISA WORLD SURFING GAMESでは見事ファイナル進出を果たして4位となり、史上初となる日本チーム団体金メダル獲得に大いに貢献してくれた村上舜。2020年東京オリンピックでは日本代表選手として選ばれる可能性大な日本のトップ・オブ・トッププロサーファー。小さな波でも波のサイズ以上の高いエアを披露する。Shun Murakami.

 

仙台新港の生粋のロコボーイでトップサーファーとして活躍する熊谷航。今回のJPSA最終戦”仙台プロ”ではローカル・シード枠を得てメインラウンドのラウンド3から出場。ホームブレイクを舞台にそのサーフィンが大爆発する可能性は大!? Go Wakooooo!!! Wataru Kumagai.

 

村上ブラの次男坊、村上蓮。コンテストで勝つことを求めるプロのコンペティターとしてだけでなく、兄の舜と共に純粋に良い波を追い求めて積極的にウェイブハントすることにもフォーカスしている筋金入りのリアル・サーファー。Ren Murakami.

 

 

 

 

 

yoge
サーフィン・プレビュー/吉田憲右著・泉書房、古都鎌倉ミステリー旅/吉田憲右著・コスミック出版など数々の書籍を発行し、2000年にTRANSWORLD SURFの外部スタッフとなったのをきっかけにメディア界に参入。 2001年から2009年10月まで月刊SURFING WORLDの編集部兼カメラマンとして勤務。 その経験と共に、第1回NSA東日本サーフィン選手権大会Jrクラス3位、2年連続THE SURFSKATERS総合チャンプなどテストライダーとして培ってきた経歴を活かし、サーフィンを軸としたスケートボード、スノーボード、ミュージック、アート全般をひとつのコーストカルチャーとしてとらえ、心の赴くままにシャッターを押し、発信し続ける。 >>>出版物 >>>プライベート撮影問い合わせ