Photos by yasushi photos. Text by colorsmagyoge.

 

9/2(日)。

茨城の大洗を会場にJPSA第5戦”ISU茨城サーフィンクラシック”の大会最終日が無事終了となった。

弱冠サイズアップした胸前後のコンディションの中、この日はMENS、WOMENS共にクォーターファイナルからファイナルまでを消化。

WOMENSのファイナルは3×グランドチャンプの経歴を持つベテラントッププロサーファー庵原美穂と、怪我から復帰を遂げた須田那月の一騎打ちとなり、ヒート前半は須田がリードをかなる中、庵原が5本目に掴んだバックサイドで限りなくエクセレントに近い7.90ptを叩き出すと、6本目の波では4.00ptをバックアップにまとめて見事優勝!


Women’s winner, Miho Ihara.


Womens 2nd, Natsuki Suda.

 

10代をはじめとする若手選手たちの突き上げが未だかつてないほど激しい現在の日本のWOMENSサーフシーンにおいて、ドラマティックかつ価値ある一勝を挙げた!

特にファイナルが終わって海から上がってきた庵原美穂に野呂玲花と渡辺愛、野中美波が駆け寄り、先輩の優勝を祝して担ぎ上げる姿には、普段はライバルである選手たちの素晴らしいスポーツマンシップを改めて痛感させられた。

庵原美穂自身、自らのインスタグラムを通して下記のようにコメント。

 

おめでとうございます!!

 

さらにMENSもWOMENS同様、グランドチャンプの経歴を持つベテラン大澤伸幸と、今回JPSA初ファイナル進出を果たした若手プロサーファー川俣海徳の対戦。


MENS winner, Nobuyuki Osawa.

 

1本目から6.00ptのグッドスコアをマークして落ち着いた試合運びを見せる大澤伸幸は、ヒート中盤に勝敗を分けるセットの波を掴み、見事7.75ptのハイスコアをマーク!


MENS 2nd, Kaito Kawamata.

 

逆転を狙う川俣海徳も積極的に波を掴むが思うようなライディングを魅せることができず、なかなかスコアを伸ばせない流れの中ヒートは終了。

優勝のインタビューの際に、”いつも子供を背負って仕事に出てくれている奥さん”に対して感謝の言葉を口にすると、感情を抑えきれず声を震わせる大澤伸幸の姿に、その家族の絆、家族愛の暖かさに思わず胸が熱くなる最高に感動的な一勝となった!!

おめでとうございます!!

 

さらに下記からは大会最終日の模様をお伝えするyasushi photosギャラリーとなっております。

 


Maiko & Rioko Miyasaka.


Tomofumi Yoshioka & Tetsuya Urayama.

 


Natsuki Suda & Reika Noro.

 


Kaito Kawamata & His Family.

 


Hideyoshi Tanaka.

Minami Nonaka, Mana Watanabe, Reika Noro, Minami Takechi, Minato Takahashi.

 

 


Air Show.

 


Kent Takahashi.

 


Naoto Takanashi.

 


Minato Takahashi.

 


Minami Nonaka.

 

MENS
優勝:大澤伸幸
準優勝:川俣海徳
3位:加藤嵐、田中英義

 

WOMENS
優勝:庵原美穂
準優勝:須田那月
3位:高橋みなと、野中美波

 

 

 

 

 

 

yoge
サーフィン・プレビュー/吉田憲右著・泉書房、古都鎌倉ミステリー旅/吉田憲右著・コスミック出版など数々の書籍を発行し、2000年にTRANSWORLD SURFの外部スタッフとなったのをきっかけにメディア界に参入。 2001年から2009年10月まで月刊SURFING WORLDの編集部兼カメラマンとして勤務。 その経験と共に、第1回NSA東日本サーフィン選手権大会Jrクラス3位、2年連続THE SURFSKATERS総合チャンプなどテストライダーとして培ってきた経歴を活かし、サーフィンを軸としたスケートボード、スノーボード、ミュージック、アート全般をひとつのコーストカルチャーとしてとらえ、心の赴くままにシャッターを押し、発信し続ける。 >>>出版物 >>>プライベート撮影問い合わせ