Photos by colorsmagyoge & Riki Kakaii. Text by colorsmagyoge.


Nobuyuki Osawa.

 

前日通過した低気圧が残したウネリの影響により

朝から波はムネカタサイズとなり、

さらには気持ちのいい快晴に恵まれた

まさに湘南日和となった湘南エリア。

この日は、colorsmagファミリーのひとりである

リッキーこと抱井理樹が

某サンドバーにてトッププロの大澤伸幸、

そのブラであるトップサーファー山ちゃんこと山口和樹に加え、

リッキーの実弟である抱井暖といった若手たちと

ゲットしたてのハウジングを使って水中セッションを決行!


Dan Kakaii.


Kazuki Yamaguchi.

 

ほぼときを同じくして

湘南イーストサイドの某リーフブレイクでは

ハラムネサイズのメローなファンブレイクに恵まれた。


EastSide of Shonan.

 

このポイントでは、

このエリアを、いや、

日本を代表するレジェンドサーファーだと言って過言ではない

平野太郎プロと平野彩子プロが熱いセッションを繰り広げていた!


Saiko Hirano.


Taro Hirano.

 

その隙を縫うようにして波を掴み、

綺麗なラウンドハウスカットバックで魅せ場を作っていたのは

今回は自らがプロデュースするBredren Designと

HYDROとのコラボモデルである“バイアグラ”モデルを

引っ張り出してショートボードサーフィンを楽しんでいた真木蔵人。


Claude Maki.

 

ニーボードやロングボードだけでなく、

波のコンディションに合わせてクイーバーを使い分ける

そのサーフスタイルは真木蔵人ならではである。

 

平野彩子プロは、80年代から90年代にかけて

日本の女性プロサーファーの トップとして君臨し続けた

女王的なレジェンドサーファー。

1985年には海外のASPコンテストをフォローして

世界レベルを日本に持ち帰り、

1986年から1988年には

3年連続で日本のグランドチャンプに輝いた実績を持つ。

colorsmagもコンペティターとしてサーフィンしていた頃には

海でよく彩子さんを見かけることがあり、

そのレールワークの匠さ、

そして、決してバシバシとトリミングしてボードをはたいたりしない

そのスムーズかつ綺麗なサーフィンは未だに脳裏に焼き付いている。


f/s Smooth Curving by Saiko Hirano.

 

そのスキルは健在であり、

むしろスタイル的には磨きがかかっているように感じました。

3歳の娘に風邪をうつされてしまったのか、

前日の晩から熱が出てしまっていたので

撮影しに行こうか本当に迷ったが、

貴重なセッションを浜から、

こうしてレンズ越しに捉えることができて

本当に最高な一日となりました。

 

まさに湘南日和となった2月最終日。

波は週末にかけてサイズアップする予報となっている。

Mahalo!!!

 

 

 

yoge
サーフィン・プレビュー/吉田憲右著・泉書房、古都鎌倉ミステリー旅/吉田憲右著・コスミック出版など数々の書籍を発行し、2000年にTRANSWORLD SURFの外部スタッフとなったのをきっかけにメディア界に参入。 2001年から2009年10月まで月刊SURFING WORLDの編集部兼カメラマンとして勤務。 その経験と共に、第1回NSA東日本サーフィン選手権大会Jrクラス3位、2年連続THE SURFSKATERS総合チャンプなどテストライダーとして培ってきた経歴を活かし、サーフィンを軸としたスケートボード、スノーボード、ミュージック、アート全般をひとつのコーストカルチャーとしてとらえ、心の赴くままにシャッターを押し、発信し続ける。 >>>出版物 >>>プライベート撮影問い合わせ