Movie by Surf Park Central. Text by colorsmagyoge.

 

ドイツ製ウェイブプール”Citywave”が8/11(土)にスポーツ複合施設”スポル品川大井町”に完成するという話題は日本中のサーファーを揺るがすほどのビッグニュースとなったが、そんなCitywaveがイスラエルにオープンを果たした!

このイスラエル初となる”Citywave”は、なんと20店舗のレストランと80店舗のお店からなるショッピングモール”TEL AVIV”内に設置されたものとなっており、もしこういった形のものが日本のどこかのショッピングモールに完成した場合には、サーフィンというスポーツの認知をさらに高めるきっかけとなると共に、いろいろな意味での経済効果を生み出すことが可能となるのは安易に予想できる。

確かにCitywaveは波だけで考えれば、Kelly SlaterのSurf RanchやテキサスのPerfectswell、Wave Gardenのような本物の海の波に近い形ではなく、どちらかというと河川に発生するリバーウェイブ(川波)に近いクオリティーであるが、その分プール全体のサイズが幅9m、長さが26mとコンパクトであるというメリットがあることから、こういったショッピングモール内に設置されることで、その真価を発揮する無限の可能性を秘めた唯一無二のウェイヴプールだと言える。

例えば、各サーフブランドのフラグシップストアやムラサキスポーツなど、サーフ関連のギアを売る店舗が入っているショッピングモールにCitywaveができようものなら、定期的にプロサーファーを呼んでエキシビジョン的なショーを行なったり、誰もが参加可能なサーフィンスクールを行うことが可能となるなど、その可能性は無限に広がっていくに違いないだろう。

日本のショッピングモール内に、このイスラエルのような形でウェウブプールができる日は果たしてくるのだろうか!?

そんなCitywaveの今後の動向から目が離せない!!

 

 

 

 

yoge
サーフィン・プレビュー/吉田憲右著・泉書房、古都鎌倉ミステリー旅/吉田憲右著・コスミック出版など数々の書籍を発行し、2000年にTRANSWORLD SURFの外部スタッフとなったのをきっかけにメディア界に参入。 2001年から2009年10月まで月刊SURFING WORLDの編集部兼カメラマンとして勤務。 その経験と共に、第1回NSA東日本サーフィン選手権大会Jrクラス3位、2年連続THE SURFSKATERS総合チャンプなどテストライダーとして培ってきた経歴を活かし、サーフィンを軸としたスケートボード、スノーボード、ミュージック、アート全般をひとつのコーストカルチャーとしてとらえ、心の赴くままにシャッターを押し、発信し続ける。 >>>出版物 >>>プライベート撮影問い合わせ