Photos & Text by KOTA KMZW.

 

QS3000”Martinique Surf Pro”に参戦するべく、カリブ海に浮かぶフランス領マルティニーク島に一足早く訪れていた大橋海人、村上舜、森友二。

大会前日となったこの日は、大原洋人、仲村拓久未、新井洋人が到着を果たし、合流すると会場で大会直前セッションが行われた。

波もサイズアップし、セットでダブル近い波も押し寄せるコンディションのなか、今大会に挑む日本人6名。

各選手調子も良く、今大会に出場予定の海外QS選手たちがワンピークに集まるなか、セットの波を掴んでは岸にいる観客を沸かせていた。


Hiroto Ohhara.


Above : Hiroto Arai. Below : Shun Murakami.


Yuji Mori.

 

そんな中、仲村拓久未は前々日の夕方のセッションで調子のいいボードが折れてしまうというハプニングに見舞われてしまった。

しかし、そんなハプニングに萎えることもなく、バックアップ・ボードで調整を済ますことができたように見えた。

ベストなボードではないにしても、持ち前のメンタルの強さを武器にその快進撃に期待したい!


Takumi Nakamura.

 

大会の4日前より現地入りし何本かのボードを試し、試合で使うボードもようやく決まり、準備万全だった大橋海人だったが、この大会直前のセッションでボードにまさかのクラックが入ってしまい、別のボードにチェンジせざるを得ない状況に。

 

バックアップ・ボードを手に取って再び沖に向かって行った大橋海人。

しかし、一本だけ波を掴むと、なぜか海から上がってきた。

すぐに駆けつけると、なんと足の裏を岩で切ってしまっていた。


Kaito Ohashi.

 

傷の深さではあわや縫うのではないかと思うほどであったが、血が止まればOKだということでひとまず安心。

ハプニングだらけの大会前日となったが、大会中は波も十分なサイズがある予報で日本人全員調子は上向きなので、今大会の活躍を期待したい!

時差は日本時間よりマイナス13時間。

ファーストコールは現地時間の4/1(土)の午前8:30となっており、日本時間の同日21:30となる。

ラウンド1終了後に行われる予定のラウンド2では、ヒート6に仲村拓久未、ヒート8に大橋海人、ヒート14に森友二が出場。

 

シード権を持つ新井洋人、村上舜、大原洋人の3名はラウンド3からの出場となる。

 

 

果たして日本の若きサムライたちはマルティニークでどんな活躍を見せてくれるのか!?

LIVEをお見逃しなく!!

Go Japan!!!

 

>QS3000″MARTINIQUE SURF PRO”

 

 

 

yoge
サーフィン・プレビュー/吉田憲右著・泉書房、古都鎌倉ミステリー旅/吉田憲右著・コスミック出版など数々の書籍を発行し、2000年にTRANSWORLD SURFの外部スタッフとなったのをきっかけにメディア界に参入。 2001年から2009年10月まで月刊SURFING WORLDの編集部兼カメラマンとして勤務。 その経験と共に、第1回NSA東日本サーフィン選手権大会Jrクラス3位、2年連続THE SURFSKATERS総合チャンプなどテストライダーとして培ってきた経歴を活かし、サーフィンを軸としたスケートボード、スノーボード、ミュージック、アート全般をひとつのコーストカルチャーとしてとらえ、心の赴くままにシャッターを押し、発信し続ける。 >>>出版物 >>>プライベート撮影問い合わせ