Photos & Text by colorsmagyoge.

IMG_7823

 

関東エリアに直撃するかと思われるコースを進みながら

東海上を北上していった台風7号チャンスー。

そのグランドスウェルを求め、8/16(火)早朝に湘南を出発。

お昼前に目的地である新島に到着するやいなや、

波チェックに向かうとどこも急激にサイズアップを果たしており、

ダブルオーバーはゆうにあるワイルドな波に遭遇!

YG8L2169

 

サイドオフショアの風が強烈に吹くなか、園風を交わす某所で、

今週末にかけて羽伏浦海岸を海上に開催予定のJPSAに出場するべく

先に新島入りしていた辻裕次郎、松岡慧斗、小嶋海生、金尾玲生、

村上舜、村上蓮といったメンバーたちがセッションを繰り広げていた。

YG8L2078YG8L2055

Yujiro Tsuji. 

YG8L2042

Kai Ojima.

 

YG8L2067

Keito Matsuoka & Ren Murakami.

 

YG8L2146

Shun Murakami.

YG8L2024

Reo Kanao.

 

台風の接近に伴い、著しく変化する海の状況。

風もどんどん強くなり始めるなか、クイックに1セッションを終えると

今度は少し風をかわしそうな某ブレイクをチェック。

IMG_7853

 

波のサイズはハワイアンサイズの8フィートはゆうにあり、

見ていると乗れそうな波は来ているのだが、

しかし実際に海に入れば潮の流れも激しく、

いい波がブレイクする場所を見極めることすら不可能に近い

アウト・オブ・コントロールな状態と判断し、

この日は早めに宿に帰り、翌朝のセッションに備えることに。

翌朝となる8/17(水)本日の早朝。

果たして波はどうなのかと、期待に胸を膨らませて海へ向かうと

そこには予想以上にサイズダウンしながらもセットでダブルオーバーはある

ワイルドかつパワフルな新島らしい波がブレイクしていた。

YG8L2307

 

 

少しでもチューブ空間を味わおうとルックバック・スタイルで

朝日に染められたグリーンルームに突入していく高橋健人。

Mason Hoをはじめ、ハワイアンのサーファーたちと

幅広い交流を持つだけあり、こういった場面では抜群のセンスとスタイルを見せる!

YG8L2363YG8L2384

Kent Takahashi.

 

特に、このようなハードなコンディションとなったときには

いかんなくその本領を発揮してくれる村上舜。

この朝のセッションでは大きなセットを掴みまくり、

羽伏浦ならではのまん丸な土管チューブに恐れることなく

激しい突っ込みを見せ、ひときわ光るサーフィンを見せていた。

YG8L2510

Shun Murakamai.

 

ほとんどの波が激掘れダンパー波というなか、

数少ない形のいい波を掴み、バックサイド、フロント共に

1本ずつチューブをメイクした村上蓮。

YG8L2333

Ren Murakami.

 

村上舜と稲葉玲王が中心となって結成する

チーム”Ⓜ︎武”では若手の立場になる脇田泰地。

パイプライン仕込みの熱いバレル・チャージを繰り返していた。

YG8L2269

Taichi Wakita.

 

若手注目サーファーのひとり黒川海斗。

今回そのサーフィンを見たのは初めてであったが、

その激しい突っ込みと高いサーフィンスキルに驚かされた。

YG8L2280

Kaito Kurokawa.

 

セッションの後半に差し掛かったところで

入水していったのは澤村康生。

小振りながらグーフィーの形のいい波をテンポ良く掴み、

バックサイドチューブからリップまで披露していた。

YG8L2606

Kosei Sawamura.

 

つい先日、colorsmagの必見動画のコーナーからもお伝えさせて頂いた

最新クリップ”Reborn”をドロップさせた宮崎出身の西口京佑。

朝一番のレイトドロップからのチューブに身をひそめる。

YG8L2623

Keisuke Nishiguchi.

 

入ってすぐに巨大な鬼セットをインパクトで食らってしまい、

サーフボードを真っ二つに折るというハプニングに見舞われた川俣海徳。

この日の前日のセッションでは村上蓮もボードを折るなど、

わずか1日24時間経たずしてすでに2本もボードが折れたところを目の当たりにし、

新島ならではの波のパワフルさを改めて痛感させられた。

YG8L2385

Kaito Kawamata.

 

ここでのセッションを少し早めに切り上げると、

今度は辻裕次郎、松岡慧斗、小嶋海生、金尾玲生と共に

かねてから狙っていた某ブレイクをチェック。

予想通り干潮に向かうにつれチューブ波が増えて行くなか

果たして、どんなセッションが繰り広げらることとなるのか!?

次回の記事をこうご期待ください!

 

 

 

 

yoge
サーフィン・プレビュー/吉田憲右著・泉書房、古都鎌倉ミステリー旅/吉田憲右著・コスミック出版など数々の書籍を発行し、2000年にTRANSWORLD SURFの外部スタッフとなったのをきっかけにメディア界に参入。 2001年から2009年10月まで月刊SURFING WORLDの編集部兼カメラマンとして勤務。 その経験と共に、第1回NSA東日本サーフィン選手権大会Jrクラス3位、2年連続THE SURFSKATERS総合チャンプなどテストライダーとして培ってきた経歴を活かし、サーフィンを軸としたスケートボード、スノーボード、ミュージック、アート全般をひとつのコーストカルチャーとしてとらえ、心の赴くままにシャッターを押し、発信し続ける。 >>>出版物 >>>プライベート撮影問い合わせ