Photos & Text by colorsmagyoge.

IMG_2660

 

台風15号と16号のグランドスウェルを狙って

急遽来日を果たしたビッグウェイブ・ワールドツアーのワールドチャンプ

Makua Rothmanをはじめ、世界的ビッグウェイバーのIan Walsh、

ハワイアンを代表する世界的トップサーファーEzeliel Lau、

カウアイ島出身でビッグウェイバーのDanny Fullerといった

ハワイアンチームと共に

日本の某所で8ftクラスのリーフブレイクをスコアしたあと、

翌朝にあたる8/23(日)の早朝の飛行機に乗って

さらなる目的地へと出発。

羽田空港から一路向かったその先では

予想通りの素晴らしいコンディションが待ち受けていた。

_MG_2011_MG_2014_MG_1846
Masahiro Sakai.

 

オフショア全開のダブルオーバーのグッドコンディションに

さすがのハワイアンチームのメンバーたちも

迷わずパドルアウト!!

ワールドチャンピオンを交えた超豪華メンバーによる

スペシャルなセッションがスタートとなった!

海に飛び込むや否やインサイド気味の掘れた波を掴み

チューブライディング、エア、カーヴィングといった

熱い動きを見せるのは今回のハワイアンチームでは最年少にあたる

ZekeことEzekiel Lau。

_MG_1914_MG_2829_MG_2830_MG_2831_MG_2832_MG_2833_MG_2834_MG_2835_MG_2836_MG_2837_MG_2838_MG_2839_MG_2840_MG_2841
Ezekiel Lau.

 

_MG_2212
Danny Fuller.

 

まるでTaylor Knoxを彷彿とさせる

パワフルなフルレール・カーヴィングを見せるのは

BWTワールドチャンプのMakua Rothman。

ハワイのブラックショーツDA HUIのボスであるEddie Rothmanの

実の息子でありながら、ミュージシャンとしては

ネクストJack Johnsonと騒がれる素質を兼ね備えた

ハワイが産み出した男気溢れる天才。

_MG_2311
Makua Rothman.

 

普段小波で見せるエア中心のそのスタイルからは想像できない

波の斜面に張り付くような素晴らしいバックサイドをみせた高橋健人。

この日のシークエンス・オブ・ザ・デイとなった

深いボトムターンからのアプローチは

後日アップ予定なので乞うご期待ください!!

_MG_2343
Kento Takahashi.

 

今回、このセッションをバックアップしてくれた

ローカルサーファーのひとり、サーフショップ”マリブ”の高梨氏。

いろいろとありがとうございました。

_MG_2334
Takanashi san.

 

じっくりと待って質の高い波を選び抜いていた

ベテランプロサーファー山田弘一。

洗礼された大きなライン取りで

このハイレベルなセッションにおいても

ひと際光る動きを披露していた。

_MG_1967
Koichi Yamada.

 

_MG_2372_MG_2527_MG_2535_MG_2808

 

_MG_2933

 

 

日が傾きかけた頃、

アウトサイドでブレイクしたセットの波に

ひとりのサーファーがテイクオフ。

只者ならぬ深いボトムターンから

ドライブの効いたトップターンを決めた。

一目で誰かわかるオリジナルスタイルを持つそのサーフィンは、

まさにcolorsmag的永遠のアンチヒーロー、原田正規プロであった。

_MG_2859
Masaki Harada.

 

_MG_2360
Shuhei Kato.

 

波待ちしていたサーファーたちが一気にインサイドに流されるほどの

大きなセットが数本押し寄せたあと、

真っ白になった水面のなかで一瞬整った潮の流れを見極め、

溜まってインサイドの棚にヒットしたチューブ波を掴んだのは

ワールドチャンプのMakua Rothman。

この写心の左は字のショルダーでカメラを構えているのは

このナーリー・コンディションのなかスイムアウトして水中撮影を

行っていた世界一のウォーターフォトグラファーZak Noyle。

そんなZakがこの瞬間を捉えた作品は、

Zak自身のインスタグラムより引用させて頂きます。

このほかにもZakのインスタグラムには素晴らしいショットが

たくさん発表されているので、ぜひフォローしてください!

>>@zaknoyle / INSTAGRAM 

_MG_2898


この日のセッションにおいて、

ギャラリーたちを最も唸らせる素晴らしいサーフィンを見せたのは

マウイ出身のビッグウェイバーIan Walsh。

Red Bull TVの撮影クルーも同伴しており、

今回の旅の模様は近いうちRed Bull TVからも放送される予定!

そちらの方も楽しみにしたい!

_MG_2425 _MG_2426 _MG_2427 _MG_2428 _MG_2429 _MG_2430 _MG_2431 _MG_2432 _MG_2433 _MG_2434 _MG_2435 _MG_2436 _MG_2437 _MG_2438 _MG_2439 _MG_2440 _MG_2441 _MG_2442 _MG_2443 _MG_2444 _MG_2445
Ian Walsh.

 

まさに嵐のごとく怒涛の勢いで過ぎ去った幻の4日間。

ハワイアンという世界のサーフィンのルーツが詰まった聖地から

訪れた世界一流のプレイヤーたちとのトリップは

貴重な経験となったことは言うまでもない。

ハワイアンチームのほとんどは、

この後に続くビッグスウェルを求め、

ある者はハワイへ戻り、ある者はタスマニアへと向かい、

そしてある者はタヒチへと向かって空港を後にした。

Big Mahalo Team Hawaiians!!!

Ride Until Die!!

一生滑走!!!

 

 

 

 

 

 

yoge
サーフィン・プレビュー/吉田憲右著・泉書房、古都鎌倉ミステリー旅/吉田憲右著・コスミック出版など数々の書籍を発行し、2000年にTRANSWORLD SURFの外部スタッフとなったのをきっかけにメディア界に参入。 2001年から2009年10月まで月刊SURFING WORLDの編集部兼カメラマンとして勤務。 その経験と共に、第1回NSA東日本サーフィン選手権大会Jrクラス3位、2年連続THE SURFSKATERS総合チャンプなどテストライダーとして培ってきた経歴を活かし、サーフィンを軸としたスケートボード、スノーボード、ミュージック、アート全般をひとつのコーストカルチャーとしてとらえ、心の赴くままにシャッターを押し、発信し続ける。 >>>出版物 >>>プライベート撮影問い合わせ