Photos & Text by colorsmagyoge.
5/19（火）。
台風7号の影響により暗黒星雲に包まれた5/19（火）の地球は
朝陽を見ぬまま雨が降りしきる夜明けを迎え
少し期待はずれなその状況から脱するべく、
いい波を求めて遥か銀河系の彼方へと迷い込む。
雨が止んだと同時に、
前線による南西風をかわすであろう場所へと
車をひたすら走らせたその先には
いままで見たこともないようなブレイクが待ち受けていた。
関本海渡、松岡慧斗といった日本を代表する
2名のチューブマスター2名が海に飛び込んでいく。
沖には誰ひとりとしてサーファーの姿がないのが不思議だった。
Kaito Sekimoto.
Keito Matsuoka.
そこに急遽登場を果たしたのは、
日本屈指の未確認飛行物体でプロサーファーの中村昭太。
時空を超えていまここで解き放たれ、
アドレナリン全開のエキサイティングな滑りを見せつける。
Shota Nakamura.
永遠に終わらない夏の始まりを味わうかのような
そんな儚き刹那を感じた瞬間。
ここのブレイクを愛してやまない知る人ぞ知る伝説のサーファー
武藤真広もショーアップ。
日本を代表するチューブマスターたちとのセッションに
エキサイトしたことはいうまでもない。
Masahiro Muto.
今やトップグロメッツ・サーファーになった鈴木仁。
見かける度に上達しているのは
この未知なるブレイクでの経験がその根底にある。
Jin Suzuki.
潮回りのタイミングを見計らい、
わずか2時間以上に及んだこのセッション。
ここにいたメンバーたちに
Kaito Sekimoto.
Keito Matsuoka.
Shota Nakamura.
宇宙の果てまで連れて行かれそうな
興奮冷め止まないセッションとなった。
一生滑走！！！
