photos&text by Riki Kakaii

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84日に和歌山県は磯ノ浦海岸にて、

Red Bull Athleteでプロサーファーの大澤伸幸による大学生向けサーフレッスン

Red Bull Athlete Lesson”が開催された。

このイベントは7月にも茅ヶ崎で開催されていて、通算3回目を数えるイベント。

今回は湘南から遠く離れた場所での開催ではあるが、

Team NOBの補佐として、

サーフスケーターズチャンプに3度輝いている金尾玲生も

和歌山上陸を果たした。

今回はcolorsmagクルーのひとりである抱井理樹による写心とテキストと共に、

その模様をお伝えさせて頂きたいと思います。

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会場となった和歌山県磯の浦海岸は日本海に抜けた台風12号の残した波と

北上中の11号のウネリの影響でムネ~カタのサイズ。

12号の影響のオンショアが若干気になるものの、

学生たちがレッスンを受けるには充分なコンディションに恵まれた。

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会場では磯ノ浦でサーフィンを始めたという山中海輝プロと

ポイントの目の前に「TERRA」というローカルの方々が集まるお店を構える寺島克也さん、

その息子で、以前WQSでも活躍していた真央さんのサポートを得てプログラムが進行。

20名を超す参加者たちは陸上トレーニングや実践的なサーフィン、

ミニコンテストを通して、ノブからの貴重なアドバイスを受けた。

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トレーニングは過酷な内容で、

各カテゴリーにメガホンを構えた鬼教官が立ち、

アスリートレベルのトレーニングをしっかりとこなすように監視。

学生たちの表情が「Athlete Lesson」の名がダテじゃないことを物語っていた。

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レッスンの合間にはトークセッションの時間も設けられ、

ノブの生い立ちやプロになった経緯、試合に臨むメンタリティや

今後の目標などを学生たちに共有していた。

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最後に行われたミニコンテストには地元のロコキッズたちも参加し、

大学生相手にどんどん勝ち上がって大会を盛り上げた。

中でも突出したサーフィンを見せた本郷拓弥くんと助末将成くんは

見事12フィニッシュでローカルパワーを見せつけてくれた。

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2nd place Shosei Sukematsu.

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1st place Takuya Hongo.

 

 

コンテスト後はノブをはじめ今回レッスンを行ったコーチ陣による

デモンストレーションが行われた。

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Mao Terashima

 

 

ローカルの寺島真央さんは一人違う場所に陣取りライン取り、

技のタイミングなどでひと味違うライディングを見せていた。

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Kaiki Yamanaka.

 

 

千葉でのpro Jrから戻ってそのままイベントに駆けつけてくれた山中海輝。

試合で腰を痛めてしまい、クルーズするだけのデモンストレーションだったが、

爽やかなルックスとシャツをなびかせながら

美しいラインをとる姿に会場の視線が集まった。

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Reo Kanao

 

 

ノブのサポート役としてフル稼働した玲生。

明るく柔らかな雰囲気で学生たちとすぐに打ち解けていた。

海に入ればキレ味鋭いライディングを見せ、学生たちはそのギャプに驚いていた。

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Nobuyuki Osawa

 

 

波のタイミングが合わず、

なかなかライディングを披露できなかったノブだったが

最後に入ったセットで難なく360°をキメてイベントを締めくくった。

ライダー陣を“Athlete”と位置づけ、

どんな分野のアクティビティでも常に限界の先へ挑戦し続けるRed Bullの面々。

その一角を担う大澤伸幸が今後さらに世界で羽ばたけるよう応援していきたい。

なお、このイベントの模様は

Red Bull Japanの公式ページ内でも確認することが出来ます。

Red Bull Japan 大澤伸幸ページ

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>>>Red Bull Japan

 

yoge
サーフィン・プレビュー/吉田憲右著・泉書房、古都鎌倉ミステリー旅/吉田憲右著・コスミック出版など数々の書籍を発行し、2000年にTRANSWORLD SURFの外部スタッフとなったのをきっかけにメディア界に参入。 2001年から2009年10月まで月刊SURFING WORLDの編集部兼カメラマンとして勤務。 その経験と共に、第1回NSA東日本サーフィン選手権大会Jrクラス3位、2年連続THE SURFSKATERS総合チャンプなどテストライダーとして培ってきた経歴を活かし、サーフィンを軸としたスケートボード、スノーボード、ミュージック、アート全般をひとつのコーストカルチャーとしてとらえ、心の赴くままにシャッターを押し、発信し続ける。 >>>出版物 >>>プライベート撮影問い合わせ