Photos & Text by colorsmagyoge.

川場スキー場には月刊SURFING LIFEでお馴染みのマリン企画プロデュースによる
SURFSNOWコースというものがあり、今回の大会ではこれにさらに手を加えた
コースを舞台にSNOW部門のヒートがスタート。

肝心のコースの方は、
スタートからすぐにサイズの異なるバンプが不規則に点在するwaveセクション
に入り、そこから両サイドにある天然のバンクセクションに突入。
さらに本部テント前には波の形をしたバンクセクションが左右合わせて
ひとつ、ふたつ、みっつ。
そのうちのひとつはチューブを巻いており、
各選手たちの見せ場となっておりました。
そこを通り過ぎるとピラミッドとまではいかないまでも、
ヒップ型のバンクがあり、上手い人はそこでエア、
再度両側に続く天然バンクセクションを抜けると
インサイドセクションではコーナ型の掘れたRが待ち構えております。
天然バンクに囲まれる谷間のような地形にコースを設置したことから、
昨年以上にフリースタイルな要素が強まり、各選手ともにその個性を
出し易かったのではないか、といった印象を受けました。

肝心のSNOW部門の結果は、まず第4位に真木ノア~!!


Noah Maki.

意外とSNOWBOARDのスキルが高く、
エアを交えたオシャレな滑りを魅せてくれました。

Shooooots!!!
そして第3位となったのはプロスノーボーダー大信雄一!


Yuichi Onobu.

スタイリッシュなクローズドスタンスから繰り出されるテクニックの数々、
グランドファイナルでは一か八かのバックフリップにトライ!
ランディングに失敗し、3位となってしまいましたが、
あの一発にトライせず無難なテクニックでライディング全体をメイクしていれば
さらに好成績を残せたに違いないでしょう。
しかしながら、勝利以上に目の前にいるギャラリーを沸かせることに徹した
大信プロ、今回はあまりお話する機会がなく残念でありましたが、
そのプロ意識の高さ、横乗リストとしての熱いソウルをビンビン感じた
colorsmagyogeだったのでありました。
来年の活躍に期待です!!

続いて第2位は、MCたちに”神”と呼ばれる
クラシカルな滑りでスタイルマスターぶりを発揮してくれた
戸田友康プロ!


Tube ride by Tomoyashu Toda.

戸田プロはサーフィン、スノーボード、そしてウインドサーフィンという
3ジャンルにおいてプロ資格を持つという
リアルプロフェッショナル・横乗リスト。
Dog Town Z-Boyzを彷彿とさせるZターンを連発、
会場を盛り上げてくれました〜〜。

そして、SNOW部門の優勝は、
Magunこと林正久プロ~~ッ!!!


Masahisa”Magun”Hayashi.

グランドファイナルでは見事なバックサイドエア、
インサイドセクションではハンドプラントと完璧なライディングを魅せてくれました!
おめでとうございます!!!

yoge
サーフィン・プレビュー/吉田憲右著・泉書房、古都鎌倉ミステリー旅/吉田憲右著・コスミック出版など数々の書籍を発行し、2000年にTRANSWORLD SURFの外部スタッフとなったのをきっかけにメディア界に参入。 2001年から2009年10月まで月刊SURFING WORLDの編集部兼カメラマンとして勤務。 その経験と共に、第1回NSA東日本サーフィン選手権大会Jrクラス3位、2年連続THE SURFSKATERS総合チャンプなどテストライダーとして培ってきた経歴を活かし、サーフィンを軸としたスケートボード、スノーボード、ミュージック、アート全般をひとつのコーストカルチャーとしてとらえ、心の赴くままにシャッターを押し、発信し続ける。 >>>出版物 >>>プライベート撮影問い合わせ