~時代をリードするAUSトップシェイパーたちの工場を訪ねる~

Photos & Text by colorsmagyoge.

AUSは、読者のみなさまも知っての通り、
Mick FanningやParkoなど多くの世界的トップサーファーを輩出するサーフィン大国。
故にサーフボードのシェイプ技術、ノウハウもアメリカに並んで
世界最先端を行く国だといって過言ではありません。

そこでcolors-magazineではゴールドコーストで大きなサーフボード工場のうち
いくつかを訪問取材。
今回はその模様vol.1をお伝えしたいと思います。
まずはこちら、Sel surfboardsの工場であります。

Sel surfboardsはHylton Van Wykなどのトップライダーに加え、
その他にも多くのライダーたちからのオーダーの絶えない信頼の厚いサーフボード。

ここではおもにPU素材のボードはもちろん、
水色の見た目でお馴染みのS-core素材のボード、
さらには高い強度と共に耐熱性に優れたケブラー素材を使った
Kevler性サーフボードを主に生産する工場であります。

 

自社で抱えるコンピューター・シェイプの技術、
マシーン自体のクオリティーもかなり高く、
今回の取材では、シェイプマシーンにおいては
一部のみの撮影しか許可が出ないほどの
企業秘密的な特殊技術を持った工場のひとつなのであります。
さすがサーフィン大国AUS、その企業秘密ぜひ知りたいです。。


 
さらにこちらはゴールドコーストでナンバー1の規模と技術を持つ
グラッシング工場Glass lab。

こちらの工場ではJoistick surfboards、Stacey surfboards、
Hammo surfboardsなど他、多くのトップシェイパーのボードの
グラッシングを請け負う工場であります。


Yukio Ogawa is checking his new board.

小川幸男プロ、どうやら自分のボードが仕上がり間近のようで、
それを手にワクワクしている模様~。
プロサーファーにとってサーフボードは大切な商売道具。
その性能の善し悪しは成績と結果を左右するほど。
まさにプロ選手にとってライフラインに関わる問題であります。
それはサーフィンを愛して止まない我々サーフィン愛好家にとっても
大切なものであり、自分のサーフィンライフをいかに
楽しいものにしてくれるかという大切な問題に繋がってきます。
サーフボードって大事ですね~。

最後にこちらはおまけ。
あのOwen Wrightがcolorsmagのシューティングに参加してくれる
ということでシェイパーのLee Staceyと共に半信半疑で某所に
サーフィンしに出かけると・・・。
お~~っっとぉぉおおッ!!
本当に来てくれました!!!


Lee Stacey,Owen Wright,R.E.O.

 が〜、しかし!!
オンショアが吹いてきてあまりに波が良くなかったため撮影は中止。
それはそれは涙が出るほど残念でなりませんでしたが、
THE SURFSKATERSチャンプの金尾玲生とStaceyとの3ショット~~。
貴重な経験、ありがとうございます!
でもやっぱりムムム・・・
オンショアめぇぇええッッ!!!!

=追記=
というわけで2/23(水)~2/24(木)の2日間に渡って
colorsmagはYamba方面にロードトリップへ向う予定。
ここではあの世界的にもかなり注目されるDorringtonブラザーズと
シューティング予定!
乞うご期待であります!!

yoge
サーフィン・プレビュー/吉田憲右著・泉書房、古都鎌倉ミステリー旅/吉田憲右著・コスミック出版など数々の書籍を発行し、2000年にTRANSWORLD SURFの外部スタッフとなったのをきっかけにメディア界に参入。 2001年から2009年10月まで月刊SURFING WORLDの編集部兼カメラマンとして勤務。 その経験と共に、第1回NSA東日本サーフィン選手権大会Jrクラス3位、2年連続THE SURFSKATERS総合チャンプなどテストライダーとして培ってきた経歴を活かし、サーフィンを軸としたスケートボード、スノーボード、ミュージック、アート全般をひとつのコーストカルチャーとしてとらえ、心の赴くままにシャッターを押し、発信し続ける。 >>>出版物 >>>プライベート撮影問い合わせ