Photos&Text by colorsmagyoge.

2011/2/11(金)
強烈な寒波を伴う低気圧の接近により
日本は全国的に雪模様に覆われ、

2011/2/12(土)もその影響を受け、
場所によってはまだまだ雪の降り止まない
非常に寒~~い一日となり、
colorsmagazine編集部のある湘南は
予想に反して波の上がらない状況となり、

迎えた2011/2/13(日)
低気圧の通過に伴い天気は晴天、肝心の波も湘南全域でムネ
場所によってはセットでたまに頭サイズの波に恵まれました。
茅ヶ崎出身のエアリストで、
フリーサーファーとしてcolorsmagazineが注目する
湯川正人を連れ出し、地形の決まっている某ポイントへ。

おもろそ〜な波がッ!! 乗りたい!ぜひ〜〜。
波はセットで頭前後。

スペシャルなコンディションではありませんでしたが
形もそこそこいいということで早速セッションを開始。


Masato Yukawa try to make 3D Air Reverse.

 先日まで宮崎県にサーフィン修行へ行っていた湯川正人、
なにやら3D回転系のエアリバースを宮崎でメイクしたということで、
それを今回はぜひお披露目したとのことでありましたが、
波のパワーも宮崎に比べて弱い湘南、
しかもこのような期待はずれのヨレヨレ波だったことから
完全メイクとはなりませんでしたが、
それでも得意のエアリバースを連発!


TDSK showed up.

 そうこいしているうちに、
ここが波がいいことを嗅ぎ付けてきた私colorsmagyogeの実弟、
TDSKこと吉田忠左が、
アート的要素の強いウエットスーツで人気の高い
Yokki氏手掛けるSCALE wetsuitsに身を包み、
さらには、へんてこりんと言っては何ですが、
まさに変態的かつ個性的なボードばかりを削り、
一部マニアの間では話題沸騰中のシェイパー大庭氏が手掛ける
answer surfboardsの便所の蓋モデル(勝手に命名)を片手に
のそりのそりと登場。

と同時に緩いオンショアが吹き始め、人も増え始め、
コンディションは下降気流~。


TDSKレイバック! 
う~~ん、緩い。。


Masatooo’s air.

さらにエアリスト湯川正人のエア~~。
スタイリッシュ!!
アツイ男、湯川正人の”決めたい”気持ちに引っ張られ、
およそ4時間に渡るセッションが終了。

最後まで3Dエアリバを決めることができず、
悔しそうな湯川正人でしたが、
こちらの方はいずれメイクしてもらい
colorsmagを通してみなさまにお伝えしたい
と思っておりますので、
みなさまどうか暖かい目で見守ってください。

 

“雪が降ると波が上がる”
そんな定説が湘南には昔から口伝されており、
今回の西高東低においてはまさかの定説崩しなのか~~と
一瞬思わされましたが、何とか弱いながら波にも恵まれ、
非常にPeacefulな日曜日となりました。

次回の西高東低に期待したいと思います!

=追伸=
おそろしきワイプアウト…!?

フロントサイド危ないッ!by TDSK.
このセッションの後半、セットを掴みフローターを仕掛けたTDSK、
この後飲まれた際にボードのレールが頭にヒット!
「水面にあがったときに☆が見えた…」
とは本人の弁で
「マジでヘッドキャップをしていてよかった」
とその瞬間を振り返っておりました。
ハワイとは違い、サイズもFunな波の多い日本でありますが、
サーフィンには常に危険は付き物。
油断禁物ということで、みなさんも怪我には充分気をつけて
サーフィンを楽しんでくださいね!
ちなみにTDSKは無傷でありました。
よかったね笑。

yoge
サーフィン・プレビュー/吉田憲右著・泉書房、古都鎌倉ミステリー旅/吉田憲右著・コスミック出版など数々の書籍を発行し、2000年にTRANSWORLD SURFの外部スタッフとなったのをきっかけにメディア界に参入。 2001年から2009年10月まで月刊SURFING WORLDの編集部兼カメラマンとして勤務。 その経験と共に、第1回NSA東日本サーフィン選手権大会Jrクラス3位、2年連続THE SURFSKATERS総合チャンプなどテストライダーとして培ってきた経歴を活かし、サーフィンを軸としたスケートボード、スノーボード、ミュージック、アート全般をひとつのコーストカルチャーとしてとらえ、心の赴くままにシャッターを押し、発信し続ける。 >>>出版物 >>>プライベート撮影問い合わせ