沖縄のシーサー北海道へ行くvol.8、
DAY9は、DEEP北海道エリアでの
最後のセッションとなった。

 今回開拓した新しいポイント
“スタックス”へ早朝から向かい、
サイズは少し落ち着いたものの、
オフショアのクリーンなファン・コンディション
に恵まれた。


Noboru Tagawa’s first wave of this session.


Rikio Higa.


Stacks,A good beachbreak like this.


f/s W grab air by Japanese top airist Hyota Kitaura.
 サイズが落ち着いたからなのか、
この日のスタックスは前日とはまた違い、
右側からのレギュラーがメインブレイクとなった。
 うねりや風の向き、潮回りなどの条件次第で、
まったく違う表情を見せるこのポイントに、
無限の可能性を感じた。

 インターネットの普及によって情報が溢れる
現代の日本の海岸線のなかに、
マリン企画から出るサーフポイント・ガイドブック
“サーフィン・ア・ゴー・ゴー”にも、
Rise systemのフリーペーパー、
潮見表付きポイントガイド”Beach Combing”にも載っていない、
無人のライダブルなブレイクが存在していたことを知り、
これまでにはない感動を覚えた。

 このままgrace teamの一行は、
DEEP北海道エリアから移動することとなった。


Taro Taniuchi got a good one.

yoge
サーフィン・プレビュー/吉田憲右著・泉書房、古都鎌倉ミステリー旅/吉田憲右著・コスミック出版など数々の書籍を発行し、2000年にTRANSWORLD SURFの外部スタッフとなったのをきっかけにメディア界に参入。 2001年から2009年10月まで月刊SURFING WORLDの編集部兼カメラマンとして勤務。 その経験と共に、第1回NSA東日本サーフィン選手権大会Jrクラス3位、2年連続THE SURFSKATERS総合チャンプなどテストライダーとして培ってきた経歴を活かし、サーフィンを軸としたスケートボード、スノーボード、ミュージック、アート全般をひとつのコーストカルチャーとしてとらえ、心の赴くままにシャッターを押し、発信し続ける。 >>>出版物 >>>プライベート撮影問い合わせ