沖縄のシーサー北海道へ行くvol.8、
DAY3を迎えた。
 実質、海に到着してから1日目となるこの日は、
台風12号のうねりがまだ届き始めたばかりといった状態で、
それほどサイズのある波に遭遇できなかった。


Aoi Watanabe.


B/S Hand Plant by Hyota Kitaura.


Yutaro Watanabe.

 この午前中のセッションでは、
地元のサーフショップ”DROPS”の若杉さんと、
そのチーム員の方々が、
grace surfboardsの試乗会を行なった。

 みなさん、試乗会ということで、
“クワガタ”シリーズや”バクダン”などをはじめとしたgaraceのボードの
各モデルの乗り味を楽しんでいる様子だった。


From left side,surfshop”DROPS”‘s owner Wakasugi-san,Taro Taniuchi,
DROPS team Nakamura-san.

午後は少しだけ波が上がってきて、セットで肩前後のコンディション。
朝から分厚い雲に覆われ、冷たい風が吹き続け、
9月とは思えないほどの気温の低さに、改めて北海道を痛感した。
そんななか、
この日の2ラウンド目となるセッションは、
予想以上にサイズがあったレギュラーオンリーの
某ポイントブレイクで繰り広げられることとなった。


Toshihiro Sekiya.


Kiyoshi Kaneda.


Kenta Sakakura.


Yutaro Watanabe trys to eat shit of birds…

湘南、千葉方面ではすでに波が上がっているというが、
北海道はまだ頭サイズ以下という現状。
「本当に北海道は台風12号のうねりを受けるのだろうか・・・」
そんな不安が、それぞれの頭によぎるのだった。
しかし、DAY4となる今日の朝一、
grace teamは、見事台風12号のうねりをキャッチ、
10ftオーバーの波をスコアすることに成功したのだった。

yoge
サーフィン・プレビュー/吉田憲右著・泉書房、古都鎌倉ミステリー旅/吉田憲右著・コスミック出版など数々の書籍を発行し、2000年にTRANSWORLD SURFの外部スタッフとなったのをきっかけにメディア界に参入。 2001年から2009年10月まで月刊SURFING WORLDの編集部兼カメラマンとして勤務。 その経験と共に、第1回NSA東日本サーフィン選手権大会Jrクラス3位、2年連続THE SURFSKATERS総合チャンプなどテストライダーとして培ってきた経歴を活かし、サーフィンを軸としたスケートボード、スノーボード、ミュージック、アート全般をひとつのコーストカルチャーとしてとらえ、心の赴くままにシャッターを押し、発信し続ける。 >>>出版物 >>>プライベート撮影問い合わせ