Photos & Movie by ASP.


Kelly Slater won Hurley Pro at Trestles.

 

9/16(日)~9/22(日)までを開催期間に

カリフォルニアのロウワー・トラッセルズを会場に

行なわれていたASP WT第6戦目“Hurley Pro”。

その大会最終日が

日本時間の9/21(金)深夜から早朝にかけて行なわれ、

見事Kelly Slater(USA)が通算50勝目となる

WT優勝を飾った!!


Kelly Slater(USA).

 

Jeremy Flores(FRA)と対戦したラウンド5のヒート2では

ヒート終了間際に入って来た

セットの波をドルフィンしたKellyの動作が

故意的に波を掴もうとしたとジャッジに判断され、

Jeremyに優先権が移動。


Jeremy Flores(FRA).

 

最後の最後に入って来た逆転可能なセットを

Jeremyに掴まれてしまうという場面も見られたが

結局Jeremyは充分なスコアをマークすることができず、

見事クオーターファイナルへと駒を進めたKellyは、

この一勝を皮切りにAdrian Buchan(AUS)、

Mick Fanning(AUS)、

ファイナルではJoel Parkinsosn(AUS)を相手に

粘りのあるドライブ・ボトムターンと

トリミングのないスムースかつ

エクストリームなライン取りで次々と粉砕して行った。


Joel Parkinson(AUS).

 

「何も失うものはない。そう思ってゲッティングアウトした。Parko(Joel Parkinson)は完成したフォームを持つ男だということはわかっていたからね」Kelly Slaterは言った。

「彼はすべてラウンドで切れた動きをみせていた。Medina(Gabriel Medina)のこともわからせていたし、対戦相手をみんなコンビネーションへと追い込んでいた。だから自分は本当に良い波に乗らないと勝てない、ということもわかっていた。ヒート中、波が来なくなった時に僕の優先権がなくなった。そのことがアナウンスされたときにはParkoは良い波を超えてしまい、キャッチすることができなかった。それが僕にとってターニングポイントになった。いままでたくさんのコンテストで勝って来た。そういうときは、いつも自分の方に運が向いてくる瞬間があるのがわかる」

 

Kelly Skaterはこの勝利によって

WTランキングを3位に浮上させた。

WTはこのまま9月末から始まるヨーロッパレッグを迎え、

いよいよ2012 ASP WTも後半戦となってくる。

果たして、

2012年度のワールドチャンピオンに輝くのは誰なのか!?

ASP WTから目が離せないッ!!

※Hurley Proをお見逃しの方は、

Hurley ProオフィシャルサイトのHeat On Demandより

各ヒートの模様を確認できますので

ぜひチェックしてみて下さい。

 

☞ >>>HURLEY PRO TRESTLES

 

DAY4 Hightlight Hurley Pro 2012

DAY2 Hightlight Hurley Pro 2012

DAY1 Hightlight Hurley Pro 2012

 

 

 

yoge
サーフィン・プレビュー/吉田憲右著・泉書房、古都鎌倉ミステリー旅/吉田憲右著・コスミック出版など数々の書籍を発行し、2000年にTRANSWORLD SURFの外部スタッフとなったのをきっかけにメディア界に参入。 2001年から2009年10月まで月刊SURFING WORLDの編集部兼カメラマンとして勤務。 その経験と共に、第1回NSA東日本サーフィン選手権大会Jrクラス3位、2年連続THE SURFSKATERS総合チャンプなどテストライダーとして培ってきた経歴を活かし、サーフィンを軸としたスケートボード、スノーボード、ミュージック、アート全般をひとつのコーストカルチャーとしてとらえ、心の赴くままにシャッターを押し、発信し続ける。 >>>出版物 >>>プライベート撮影問い合わせ