Photos & Text by colorsmagyoge.

先日、連日に渡ってお伝えした

某所で繰り広げられた8月1日のDA DAYセッション。

その男が現場に登場したのは

確か、朝2くらいの時間帯だった。

 

サーフボードを片手に

「行ってきます」

と、いつになく強いものを感じさせるその瞳の奥には

よく知る友に似た

2度と戻らぬ懐かしい何かを思い起こさせた。

その男は

あのハードコンディションのもと、

僅か1時間程度で

合計4〜5本の強烈な波に乗り、

最後から2本目の波で恐るべし垂直テイクオフからの

深いチューブライドをメイク!

 

最後の波でボードを真っ二つに折り、

やむなくこのセッションからの離脱を余儀なくされたが

そのインパクトは充分過ぎるほどであり、

そこがまた、改めて血のつながりを感じさせてくれ、

そう思ってみると急に、

偉大な彼の実兄の

あの悲しい悲しい出来事、

或いはその命、

その人生は、

もしかしたらすべて、

親愛なる弟の成長ためであったかのように思えならなくなり、

朝っぱらから胸を熱くさせられた。


Taisuke Sakuma.

兄がまだ生ていた頃、

いつも控えめにその横にいた少年は

いつの間にかこのセッションにおいても

その存在感を現すほどになっていた。

このDA DAYにおける

colorsmag的知られざるヒーロー

佐久間泰介。

日本を代表するビッグウェイバー

故・佐久間洋之介の実弟である。

今は亡き兄の魂を宿し、

再びビッグウェイバー佐久間が

静かに動き始めた。

 

 

 

 

 

yoge
サーフィン・プレビュー/吉田憲右著・泉書房、古都鎌倉ミステリー旅/吉田憲右著・コスミック出版など数々の書籍を発行し、2000年にTRANSWORLD SURFの外部スタッフとなったのをきっかけにメディア界に参入。 2001年から2009年10月まで月刊SURFING WORLDの編集部兼カメラマンとして勤務。 その経験と共に、第1回NSA東日本サーフィン選手権大会Jrクラス3位、2年連続THE SURFSKATERS総合チャンプなどテストライダーとして培ってきた経歴を活かし、サーフィンを軸としたスケートボード、スノーボード、ミュージック、アート全般をひとつのコーストカルチャーとしてとらえ、心の赴くままにシャッターを押し、発信し続ける。 >>>出版物 >>>プライベート撮影問い合わせ