カリフォルニアのレモーにあるKelly Slaterによる人口波”Surf Ranch”を会場に、現地時間の5/5(土)、日本時間の5/6(日)にWSL主催”Founders Cup of Surfing”のコンテストDAY1が行われた。

自然の海ではなく、人口波をフィールドとする歴史的な本ビッグイベントでは、国ごとのチーム戦形式が採用されており、日本代表選手のカノア五十嵐が所属するワールドチームをはじめ、ブラジルチーム、USAチーム、オーストラリアチーム、ヨーロッパチームといった5名1組からなる5チームの中でも、ファイナルデイに進出することができるのはその中でもわずか3チームのみ。


RUN1のレギュラーの波では8.83ptのエクセレント・スコアを叩き出したカノア五十嵐。Kanoa Igarashi.

 

コンテストDAY1となるこの日は、RUN1とRUN2を消化。

1回のRUNで各チーム5名の選手それぞれがグーフィーとレギュラーの波に乗り、RUN1で2本ずつ、RUN2でも2本ずつと各選手が合計4本の波に乗った。

 

そのトータルスコアを合わせたチーム・トータルスコアを競い合う試合形式の中、カノア五十嵐が所属するワールドチームは、RUN1でKelly SlaterやJohn John Florence、Carissa Mooreといった3名のワールドチャンプが所属するUSAチームに次いで2位のポジションをキープ!

下記はRUN1のスコア表となっております。

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RUN1

United States:
Lakey Peterson – L1: 6.6, R1: 7.83
Kolohe Andino – L1: 8.5, R1: 6.00
Carissa Moore – L1: 7.43, R1: 9.27
John John Florence – L1: 3.43, R1: 6.63
Kelly Slater – L1: 8.80, R1: 8.47
Total: 72.96

World:
Bianca Buitendag – L1: 7.6, R1: 2.5
Kanoa Igarashi – L1: 2.17, R1: 8.83
Michel Bourez – L1: 8.8, R1: 7.5
Jordy Smith – L1: 7.27, R1: 9.07
Paige Hareb – L1: 7.53, R1: 7.93
Total: 69.2

Australia:
Tyler Wright – L1: 4.83, R1: 9.1
Joel Parkinson – L1: 3.5, R1: 6
Mick Fanning – L1: 7.43, R1: 8
Stephanie Gilmore – L1: 8.63, R1: 8.23
Matt Wilkinson – L1: 8.37, R1: 3.83
Total: 67.92

Brazil:
Taina Hinckel – L1: 2.17, R1: 4.17
Filipe Toledo – L1: 7.83, R1: 6.93
Gabriel Medina – L1: 6.67, R1: 7.83
Adriano de Souza – L1: 6.83, R1: 7.93
Silvana Lima – L1: 5.5, R1: 7.73
Total: 63.59

Europe:
Frankie Harrer: L1: 5.73, R1: 1.93
Leonardo Fioravanti – L1: 8, R1: 8.17
Johanne Defay: L1: 6.67, R1: 0.77
Frederico Morais – L1: 7.17, R1: 3.07
Jeremy Flores – L1: 8, R1: 8.47
Total: 57.98

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さらに現地時間の午後13:25、日本時間の5/7(月)午前6:25にスタートとなったRUN2では、John John Florenceが深いチューブとエンドセクションでのバーティカルなエアリバースで9.8ptを叩き出すと、Filipe Toledoがチューブとエアを組み合わせたライディングで10ptをスコア!!

 

 

そんな中、カノア五十嵐のワールドチームはチーム・トータルスコア75.82ptを叩き出し、RUN2においてはチームランキング3位でフィニッシュとなった!

 

RUN1では2位、RUN2では3位となっていることから、迎えるコンテストDAY2に行われる予定のRUN3の結果次第では、ファイナル進出の可能性は大となっている!

下記は、RUN2終了時点でのRUN1とRUN2を合わせた各チームの順位と各チームの選手達のトータルスコア。

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United States:
Lakey Peterson – L2: 2.77, R2: 7.93
Kolohe Andino – L2: 8.8, R2: 7.43
Carissa Moore – L2: 8.37, R2: 9.43
John John Florence – L2: 5.3, R2: 9.8
Kelly Slater – L2: 8.6, R2: 7.87
Total: 80.83

Australia:
Tyler Wright – L2: 6.4, R2: 9.33
Joel Parkinson – L2: 3.53, R2: 7.4
Mick Fanning – L2: 9.07, R2: 8.43
Stephanie Gilmore – L2: 5.53, R2: 2.17
Matt Wilkinson – L2: 4.5, R2:6.43
Total: 75.82

World:
Bianca Buitendag – L2: 6.77, R2: 4.93
Kanoa Igarashi – L2: 3.87, R2: 4.5
Michel Bourez – L2: 5.5, R2: 4.5
Jordy Smith – L2: 8.87, R2: 4.53
Paige Hareb – L2: 7.43, R2: 8.33
Total: 75.33

Brazil:
Taina Hinckel – L2: 5.5, R2: 4.1
Filipe Toledo – L2: 4.2, R2: 10
Gabriel Medina – L2: 6.87, R2: 9.17
Adriano de Souza – L2: 3.93 R2: 4.93
Silvana Lima – L2: 5.67, R2: 8.33
Total: 72.3

Europe:
Frankie Harrer – L2:5.87, R2: 3.83
Leonardo Fioravanti – L2: 3.73, R2: 9.57
Johanne Defay – L2: 5.33 R2: 7
Frederico Morais – L2: 7.17, R2: 6.77
Jeremy Flores – L2: 8.77, R2: 7.77
Total: 72.12

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迎えるファイナルデイは現地時間の5/6(日)、日本時間の5/7(月)深夜よりスタート予定!

果たして、歴史に残る本イベントにおいて、世界一のチームに輝くのはどこのチームなのか!?

LIVEをお見逃しなく!!

 

>>WSLオフィシャルサイト

 

 

yoge
サーフィン・プレビュー/吉田憲右著・泉書房、古都鎌倉ミステリー旅/吉田憲右著・コスミック出版など数々の書籍を発行し、2000年にTRANSWORLD SURFの外部スタッフとなったのをきっかけにメディア界に参入。 2001年から2009年10月まで月刊SURFING WORLDの編集部兼カメラマンとして勤務。 その経験と共に、第1回NSA東日本サーフィン選手権大会Jrクラス3位、2年連続THE SURFSKATERS総合チャンプなどテストライダーとして培ってきた経歴を活かし、サーフィンを軸としたスケートボード、スノーボード、ミュージック、アート全般をひとつのコーストカルチャーとしてとらえ、心の赴くままにシャッターを押し、発信し続ける。 >>>出版物 >>>プライベート撮影問い合わせ