Movie by ClubMedSucks. Text by colorsmagyoge.


 

 

「幼い頃雑誌を読みながら、世界中をサーフトリップして回るプロサーファーの仕事に憧れた。子供の頃、バスで学校に通っていて、その当時バス停があったシーブリーズ・ストリートの向かいにサーフボード工場があった。そこから出てきた男が、見たこともないフィンが装備された不思議なサーフボードを持っていたことをいまでも覚えている。

1992年、カリフォルニアのカールスバッドに引っ越した。プロサーフシーン、コンテスト、全てにおいて変化の時期を迎えていたこの当時において、サーフボードデザインは世界的にスラスター(3フィン)が主流になっていた。

だから自分もスラスターのボードに乗り続けてきた。

そんな中で、ハワイを滞在中のとある日、ハレイワにあるDuncan Campbellのボンザー・カフェを訪れた際に、壁にディスプレイされたCampbell Brothers surfboardsのボンザーが目に飛び込んできた。」

幼い頃から不思議なつながりを持つボンザーと、まるで見えない磁場が引き寄せ合うかのごとく時空を超えて運命の再会を果たしたというTaylor Knox!!

元CTサーファーであり、Rob MachadoやKelly Slaterたちと同年代の永遠のサーフスターとして君臨し続けるそんな彼による、1972年にMalcolm&DuncanのCampbell Brothersが開発した人類初のシングルフィンの進化型3フィン&5フィン・ボンザーに対する愛の深さを感じずにはいられない最高傑作”Wi5”をお届け!!

少し長めの仕上がりとなっておりますが、ボンザーに乗ってもまるでドライブの効いたスラスターでのサーフィン同様なラディカルさを見せるTaylor Knoxの匠の技が光るライディングの数々は必見となっております!!

Wi5 from ClubMedSucks on Vimeo.

 

 

 

 

yoge
サーフィン・プレビュー/吉田憲右著・泉書房、古都鎌倉ミステリー旅/吉田憲右著・コスミック出版など数々の書籍を発行し、2000年にTRANSWORLD SURFの外部スタッフとなったのをきっかけにメディア界に参入。 2001年から2009年10月まで月刊SURFING WORLDの編集部兼カメラマンとして勤務。 その経験と共に、第1回NSA東日本サーフィン選手権大会Jrクラス3位、2年連続THE SURFSKATERS総合チャンプなどテストライダーとして培ってきた経歴を活かし、サーフィンを軸としたスケートボード、スノーボード、ミュージック、アート全般をひとつのコーストカルチャーとしてとらえ、心の赴くままにシャッターを押し、発信し続ける。 >>>出版物 >>>プライベート撮影問い合わせ