長年ホームとしていた四国を離れ現在は彼のスポンサーでもあるDOVE SURFING WETSUITSで働きながら湘南は平塚に移住しプロ活動と仕事を両立させながら活躍する黒川楓海都プロ。

しかしながら四国に台風スウェルがヒットするとそのタイミングに合わせ四国に戻りそのラインナップに姿を表しその1本をメイクしバレルをくぐり抜けているフットワークの軽さとホーム四国ブレイクをこよなく愛する彼だが今年の9月の台風セッションにてシュアブレイクに巻かれ靭帯損傷という大きな痛手を負ってしまいその後の大会をキャンセルせざるおえなくなった。その悪夢から約2ヶ月間、サーフィンから離れ治療とリハビリに専念していた黒川プロ。

そんな黒川プロがようやく元気な姿で海に戻ってきた。

しかしながら膝にサポーターを巻きまだまだ靭帯をかばいながらの全力でアクションは出せない状況での復帰第一弾でのセッション。

撮影初日は、まだサーフィン復帰から海に入るのがわずか3日目という事ではあったが2ヶ月ぶりとは思えないほど素晴らしいライディングを披露していた。

黒川プロいわく2ヶ月ぶりのサーフィンなのでパドル力が落ちてます!と笑顔で爽やかに語りながらも復帰サーフィンでは朝、夕の2ラウンドをしっかりとこなしていた。

今回は波もスモールコンディションということでコンペ仕様のスラスターボードの他に最近、黒川プロが湘南の小波でも愛用するパフォーマンス系シングルフィンでのスタイルあるライディングも披露。

四国の小波でもベストマッチしたようだ。

若手の現役プロサーファーがこういったシングルフィンで更なる新しいスタイルと可能性にチャレンジしていくことも嬉しい限りであるとともに若い世代にもサーフボードの可能性が広がっていくに違いない。 そしてこの後は復帰から初の試合となる台湾で行われるWSLの大会に向け日本を旅立った。

今後の黒川 楓海都プロの活躍に期待したところだ!

今回はそんな黒川 楓海都プロによる靭帯損傷から2ヶ月ぶりの復帰第一弾、復活サーフィンの模様をお届けします。

 

 

 

 

 

 

 

孝之越智 ”マニア”
中学生時代に海外の音楽、ファッションカルチャーに興味を抱き、その影響で衝撃的なパンクロックと出会い、それからパンクバンドを結成し自身もドラムで活動する傍らカリフォルニアのサーフスケートのパンクシーンの影響を受けスケートボードに目覚める。 スケートパークに通っていくうちに自然とサーファー、スノーボーダーとの出会いが増え、自身もサーフィン、スノーボードにのめり込み日本各地、海外のフィールドを求め海や雪山とリアルなシーンを追い求めていった。 追い求める旅の中で美しい自然やロケーション、音楽、ファッション等の様々な新鮮カルチャーとの出会い、多くの横ノリスト達とライディングセッションを重ねるうちその時にしかない瞬間を残そうと気がつけばカメラを片手にそのリアルな瞬間を切り取るようになった。 現在は関西を拠点にcolorsmag関西支部を担当しながら、メディアや雑誌等でも活躍中。