Rider / Satoshi Takehara. Text by colorsmagyoge.


 

 

 

「ツインフィッシュでここまで完璧なアーリーウープを決める人を初めてみました…」

今回ご紹介させて頂くこのシークエンスを残したセッションを共にしていた大澤伸幸、松岡慧斗、小嶋海生、金尾玲生をはじめとしたプロサーファーたちの誰もが口を揃えてそう言ったほど、一緒に海に入っていた全員が衝撃を受けたツインフィッシュでのフロントサイドアーリーウープ by 竹原聡をお届け!

と言いつつ、竹原聡って誰!?という人がほとんどだと思うが、彼はcolorsmag的にはすでに20年近く前から鬼要チェックサーファーだった種子島出身の型にはまらないフリースタイラー兄弟、竹原ブラの弟分。

兄貴の竹原正太郎と共に、まさにコンテストの枠に決して収まることのない自由かつオリジナリティー溢れるスタイルとプロ級の腕を併せ持つ日本指折りのトップフリーサーファーで、現在も種子島を拠点にRASH wetsuitsチームの一員として一度海に入れば見る人たちを釘つけにし続けている。

2020年東京オリンピックでのサーフィン正式種目化も手伝い、コンテストコンテストでガチガチの近年のサーフシーンにおいて、自由であるべきサーフィンの原点をそのサーフィン自体で言葉以上のメッセージとして解き放つ竹原聡、要チェックであります!


f/s Alley Oop with TwinFish by Satoshi Takehara. 

 

 

 

 

 

 

yoge
サーフィン・プレビュー/吉田憲右著・泉書房、古都鎌倉ミステリー旅/吉田憲右著・コスミック出版など数々の書籍を発行し、2000年にTRANSWORLD SURFの外部スタッフとなったのをきっかけにメディア界に参入。 2001年から2009年10月まで月刊SURFING WORLDの編集部兼カメラマンとして勤務。 その経験と共に、第1回NSA東日本サーフィン選手権大会Jrクラス3位、2年連続THE SURFSKATERS総合チャンプなどテストライダーとして培ってきた経歴を活かし、サーフィンを軸としたスケートボード、スノーボード、ミュージック、アート全般をひとつのコーストカルチャーとしてとらえ、心の赴くままにシャッターを押し、発信し続ける。 >>>出版物 >>>プライベート撮影問い合わせ