日本各地で梅雨入りしたこの時期に気になる天気図予報が!

北海道沖に発達した低気圧よる影響で

日本海側にバックスウェルを届ける可能性が高まる予報。

ウネリも西寄りから北にシフトするこの予報に反応するかのうように

ちょうど日本海は舞鶴をホームに活躍する間屋口峻英プロから連絡があり

グッドウェイブへの期待を込めて今回は日本海へ!

現地に到着するとタイミングよく伊豆のJPSAの大会から帰ってきていた

四国の林健太プロも波の匂いを嗅ぎつけ姿を現した。

その場所で朝一に波をチェックすると

そこには朝陽を浴びたクリーンなドカボレスウェルがヒットしていた。

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ここ最近、この場所でこのクリーンな波が出現したのはかなり久しぶりで

この時期にこのコンディションで波に当たるのはラッキーなことでもある。

このサイズからこの日の夜中には6ft前後の波が暗闇でブレイクしていたに違いない。

夜明けの入水前には4ftあるかないかのセットも入っていた。

入水してから時間の経過とともに今回期待していた6ftサイズには

物足りない2〜3ftサイズではあったが波のサイズに関わらず

この梅雨時期にここのクリーンな波を当てることができるのは幸運なことでもある。

真っ先にローカルサーファーでもある畑ボウと林健太プロがパドルアウト。

続いて間屋口プロそして番人もパドルアウトしていった。

96000000183Takahide Mayaguchi.

96000000302Kenta Hayashi.

 

期待した6ftサイズではなかったものの

ここでのビハインドからのテイクオフはとにかくハードである。

96000000188Takahide Mayaguchi.

 

この時期は潮が多い日本海のコンディションもあってか

なかなかレフト方向で狙えるブレイクチャンスが少なく

ライト方向へのバレルを狙っていった。

抜け出せない素早いブレイクでもいざ、

最後には姿を表す林健太プロ!

流石はバレスマスター!

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Kenta Hayashi.

 

ここでのラインナップには欠かせないローカルサーファーの畑ボウ!

プロサーファーに混じり果敢に際どいポジションから

テイクオフを繰り返しチャージしていた。

ローカルリスペクト!

960_MG_8757960_MG_8799Takaaki Hatanaka.

 

もはや白いヘルメットがトレードマークとなった番人ことエイちゃん!

セットをセレクトしレフト方向にチャージを繰り返していた。

96000000301
Bannin. 

 

パドルアウトするセッションメンバーに歓喜を浴びながら

ライト方向に心地よいバレルを抜けていく林健太プロ。

この瞬間こそ仲間とのセッションの醍醐味ではないだろうか。

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途中からポイントに駆けつけた京都のビッグウェーバー今井さん!

いいセットをつかんでは何本もライト方向に抜けていった。

波を追い求める行動力はさすがの一言です。

96000000303960_MG_9018Shinji Imai.

 

このいきなり掘れ上がる際どいテイクオフポジションから

ライト方向のトンネルの出口へ駆け抜ける林健太プロ。

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ここでのセッッションでもなかなかレフト方向でのショットがなかった

間屋口峻英プロだが、今回は数少ないレフト方向のセットをうまくつかみ

ビハインドから見事に攻めていった!

今回のセッションでもレフト方向でつかんだライディングでは

ベストライディングではないだろうか!

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何本かのセットにレフト方向の数少ないチャンスが出現した今回。

それを逃さずチャージする林健太、間屋口峻英の両プロサーファーたち。

しかしながちょっとでもタイミングがずれれば掘れ上がるブレイクの餌食に。

運が悪ければボトムの岩棚で大怪我をする危険性もある。

この林健太プロの巻かれ方を見てもここの波の持つハードで

パワーあるブレイクが恐ろしさを感じる。

林健太プロ曰くこの時はグルングルンに海中をさ迷いましたとのことだった。

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そしてこの日のお昼過ぎには徐々にサイズもダウンし

高気圧に覆われた気持ちよい青空の広がる日本海となった。

そしてこの前日にはビーチブレイクもサイズアップし

また素晴らしいセッションも繰り広げられた。

素晴らしいロケーションと美しい海と自然、

そして素晴らしいブレイクが点在する日本海。

いつもお世話になっいるローカルサーファーの皆様に感謝し

またリスペクトの気持ちを忘れずにまた訪れたい。

ここのポイントを見守る今井さんありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

孝之越智 ”マニア”
中学生時代に海外の音楽、ファッションカルチャーに興味を抱き、その影響で衝撃的なパンクロックと出会い、それからパンクバンドを結成し自身もドラムで活動する傍らカリフォルニアのサーフスケートのパンクシーンの影響を受けスケートボードに目覚める。 スケートパークに通っていくうちに自然とサーファー、スノーボーダーとの出会いが増え、自身もサーフィン、スノーボードにのめり込み日本各地、海外のフィールドを求め海や雪山とリアルなシーンを追い求めていった。 追い求める旅の中で美しい自然やロケーション、音楽、ファッション等の様々な新鮮カルチャーとの出会い、多くの横ノリスト達とライディングセッションを重ねるうちその時にしかない瞬間を残そうと気がつけばカメラを片手にそのリアルな瞬間を切り取るようになった。 現在は関西を拠点にcolorsmag関西支部を担当しながら、メディアや雑誌等でも活躍中。