#あのひあのとき / colors of heratgraph o17
#2014 #TheDay #typhoonNo,20
#shonan west side story #la’ocean
surfer : Kaito Sekimoto
photo & text : u-ske48 (u-ske.jp)
“あのひあのとき”
ここのビーチブレイクはきまぐれ。
決していつもいいわけでもないマイナービーチブレイク。
しかし時折、全ての条件が揃うと人知れずスピッツを吐き出すパーフェクトな波が現れる。
通称 レインボー、 改めLa’ocean
2014年11月6日
この日は台風２０号のうねりがしっかりと入っていた。
狙っていたLa’oceanを早朝からチェックする。 しかしいい波は少ない。
一度この場所を離れ他の場所もチェックしたが、やっぱり気になるこの場所へと海渡と戻ってきた。
もしかしたらたまにくるあのすごいやつ、乗れるかもね。
きっと今年最後の台風、ここで１本決めようよ！ 俺たちは狙いの波とアングルを定めた。
きまぐれピーク、
クローズアウト、
激ぼれインサイド、
ストロングカレント、
そんな中で見つけ出す１本
沖にはひとり。
何とか切れている波を見つけ、海渡は波を掴んでいく。
だんだんリズムもあってきたが、あの時折現れるパーフェクトは捕まえていない。
風の変化も激しく、潮の変化、メイク可能な波は少なくなってきたように思えた。
やっぱり今ではないのかも。
しかし海渡はクローズアウトをくぐり抜け、一向に海から上がらず、チャンスを待っていた。
そして ”あのときのあのなみ”
その波は突然現れた。
海渡が３時間以上も広い海でサバイブし、掴んだ最後の波。
まさにパーフェクトだった。
パーフェクトポジションからのテイクオフ、スタンディングでプルイン、
リラックスしたまま抜けるとインサイドでももう一度バレルをメイクした。
まさに一瞬の出来事だったが、
吸い込まれるように、ファインダー越しにその光景を目撃することができた。
まるでその１本を掴むまでのドラマをすべてみさせられたような感覚、
長い待ちも忘れ、その数秒の出来事に全てを持っていかれた自分がそこにはいた
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そして、
“あのなみ”のアナザーアングル
写心部的 『 ＊＊＊2014年ベストライディング賞＊＊＊ 』
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surfer : kaito sekimoto x photo : 2spo (heartgraphy project)
記憶と記録に残る一瞬との出逢い。
ありがとう
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kaito sekimoto / photo:u-ske48
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2014年も海から、仲間達から、多くの感動をいただきました！
ありがとうございます！
これからもそんな感動を”写心”として残せていけたらと思っております！
2015もよろしくお願いいたします！
big mahalo 2014!!!
see you in the water 2015!!!!!
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